JFLに二度昇格した経験「タフさや忍耐力は不可欠」
5日連続で5連戦。およそサッカーの日程とは言い難い、想像を絶する大会を勝ち抜いた経験の持ち主、田中優毅。極限の状況に何度も身を置いてきたことで、最後まで勝ち残るチームの条件が見えてきたという。
インタビュー企画後編では、言葉では尽くしがたい壮絶な大会での経験を振り返ってもらい、南葛SCが求める「圧倒的に勝つ」ために「走力」を挙げた理由を裏付けてもらった。
南葛SCが追求する「ボールを大事につなぐサッカー」に必要な技術。その技術を支える走力。そして走力の源となるのがチーム力。様々な要素が紐づいていく。
――◆――◆――
南葛SCは今年関東社会人サッカーリーグ2部に昇格したが、すでに関東社会人サッカーリーグ1部、JFLと上を見据えている。その際、最大の難関になると言えるのが、JFL昇格をかけて争われる全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)、そして全国地域サッカーリーグ決勝大会(全社)だろう。
全チャは全国9地域の代表12チームでJFL昇格を争う。各地域リーグで優勝すれば出場権が得られるが、そこから漏れたチームに最後の望みとして出場権を与えるのが全社だ。
この2大会はともに集中開催の連戦。現在、全チャは1次ラウンドが3日連続3連戦。決勝ラウンドが中1日で3連戦。全社においてはトーナメントで決勝まで勝ち進めば5日連続5連戦。その過酷さは他に類を見ない。この厳しすぎる大会に、田中優毅は過去3度出場し、うち2度を勝ち抜いてJFLに昇格した経験を持つ。
「全社の5連戦など、未知の世界といいますか。とても厳しい大会です。疲労はもちろんあります。足がつるなんて状態は通り越してました(笑)。ですが、勝っていくと不思議と身体も楽になってきて。ランナーズハイじゃないですが、どんなに疲れていても試合が始まったら自分でもびっくりするくらい動けていました」
初めての挑戦は2015年。松江シティFCで中国リーグを優勝。地域CLと改称される前の全国地域サッカーリーグ決勝大会(地決)に進出した。
「元Jリーガーも多くいて、手応えはこれまで所属したチームの中で最もありました。JFLに昇格するチームはこういうチームなんだろう、と。でもそんな簡単ではなかったです」
結果は1次ラウンド3位で敗退してしまう。
インタビュー企画後編では、言葉では尽くしがたい壮絶な大会での経験を振り返ってもらい、南葛SCが求める「圧倒的に勝つ」ために「走力」を挙げた理由を裏付けてもらった。
南葛SCが追求する「ボールを大事につなぐサッカー」に必要な技術。その技術を支える走力。そして走力の源となるのがチーム力。様々な要素が紐づいていく。
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南葛SCは今年関東社会人サッカーリーグ2部に昇格したが、すでに関東社会人サッカーリーグ1部、JFLと上を見据えている。その際、最大の難関になると言えるのが、JFL昇格をかけて争われる全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)、そして全国地域サッカーリーグ決勝大会(全社)だろう。
全チャは全国9地域の代表12チームでJFL昇格を争う。各地域リーグで優勝すれば出場権が得られるが、そこから漏れたチームに最後の望みとして出場権を与えるのが全社だ。
この2大会はともに集中開催の連戦。現在、全チャは1次ラウンドが3日連続3連戦。決勝ラウンドが中1日で3連戦。全社においてはトーナメントで決勝まで勝ち進めば5日連続5連戦。その過酷さは他に類を見ない。この厳しすぎる大会に、田中優毅は過去3度出場し、うち2度を勝ち抜いてJFLに昇格した経験を持つ。
「全社の5連戦など、未知の世界といいますか。とても厳しい大会です。疲労はもちろんあります。足がつるなんて状態は通り越してました(笑)。ですが、勝っていくと不思議と身体も楽になってきて。ランナーズハイじゃないですが、どんなに疲れていても試合が始まったら自分でもびっくりするくらい動けていました」
初めての挑戦は2015年。松江シティFCで中国リーグを優勝。地域CLと改称される前の全国地域サッカーリーグ決勝大会(地決)に進出した。
「元Jリーガーも多くいて、手応えはこれまで所属したチームの中で最もありました。JFLに昇格するチームはこういうチームなんだろう、と。でもそんな簡単ではなかったです」
結果は1次ラウンド3位で敗退してしまう。