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【三浦泰年の情熱地泰】2つのイベントで感じた音楽の偉大さ!サッカー界はその価値を発信できているか?

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年05月01日

4月に2つの音楽イベントへ足を運んだ

感動を呼ぶ音楽のエンターテインメント。MISIAの歌声で三浦さんも心を動かされた。(C) Getty Images

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 4月は2つのエンターテイメントを堪能した。

 本当に素晴らしい、価値のある時間であった。

 筒美京平の世界inコンサート。筒美京平さんは、数多くの日本のポップス(J-POP)、歌謡曲などを作った日本の誇る作曲家であり、昨年10月にお亡くなりになられた。今回のコンサートは全曲、筒美京平作品。先生を尊敬し、集まった豪華なアーティストたちが、最近では聴くことができない懐かしい曲で楽しませてくれた。

 そしてMISIA「星空のライヴ」
 昨年中止されたライヴの振替として、MISIAの最高の歌唱力を山梨・河口湖ステラシアターで90分間(サッカーと同じ)に渡って行なわれた。

 MISIAは今、日本で一番の歌唱力を持つ、誰もが知るアーティストだろう。
 もちろん2つの公演は新型コロナウイルス予防対策を徹底したなかで行なわれた。すべての人が検温をし入場する。見に来る人たちが全員マスクをして手拍子だけで声に出さないで、感動と感謝を表現する。全ての人たちが感極まり、幸せな顔で会場を後にする。

 全員がマスクをして歌に聴き入る光景は少し不自然な異常な雰囲気であるが、その一人には僕もいる。
2つのエンターテイメント。
「ありがとうー MISIA」、「ありがとうー 筒美先生」と叫びたくなる。

 果たしてサッカーはどうであろうか?

 もちろんホームとアウェーが存在し、勝敗を決める。そういう意味では、すべての人に平等に胸のすくような感動を与えられるエンターテイメントではないかもしれない。時に筋書きのないドラマが起こるスポーツには、音楽とはまた違う魅力がある。

 90分後には天国と地獄のいずれかを味わうシリアスな負けられない闘いの中に、もちろん感度がある。それをこのようなコロナ禍の時期に発信できているのであろうか?

 5月・6月は、制限はあると思うがJリーグのサポーターとして観戦してみようと思う。
 
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