ユベントスのアンドレア・ピルロ監督が、規律違反の３人に厳しい姿勢を示している。イタリア紙『Gazzetta dello Sport』が伝えた。
違反を犯したのはアメリカ代表MFウェストン・マッケニー、アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ、ブラジル代表MFアルトゥールの３人。現地時間４月１日にマッケニーが自宅に友人ら10名以上を招き、22時からの外出禁止令適用後も続けた会食に、同僚パウロ・ディバラ、アルトゥールも参加していたことが判明している。
これに対してピルロ監督は、４日のトリノとのダービーマッチに向けた前日会見で、「技術的なことは私が決めて、あとはクラブが決めた」と説明したうえで、「３人は明日の試合には呼んでいない」と、メンバーから外すことを明言。規律違反への失望感を露わにしている。
復帰のタイミングに関しては…
「我々は模範となって行動しなければならない。チームだけでなく、世界で起きていることを考えると、今はその時ではない。ルールを守っている全ての人へのリスペクトを考えても、そのタイミングではなかった。そして試合２日前にすべきことでもないはずだ」
復帰のタイミングに関しては「彼らは戻ってくるだろうが、いつになるかは分からない」と明言を避け、「もうこの話は十分にしたので、これ以上はしたくない」と、あくまで目の前の試合に目を向けた。
チャンピオンズ・リーグでベスト16敗退に終わり、セリエAでも３月の代表ウィーク前ラストゲームで、昇格組ベネベントに０-１と大金星を献上。11試合を残して首位インテルに10ポイント差と、10連覇に暗雲が立ち込めるなかで、今回の一件と、まさに崖っぷちにピルロ・ユベントス。あらゆる意味で世界中から注目が集まるトリノ・ダービーでは、気持ちの入ったプレーで結果を残したいところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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復帰のタイミングに関しては「彼らは戻ってくるだろうが、いつになるかは分からない」と明言を避け、「もうこの話は十分にしたので、これ以上はしたくない」と、あくまで目の前の試合に目を向けた。
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