絶対王者を沈めた一発に続くゴールだけに、イタリアのメディアも注目したようだ。
３月26日に東京スタジアムで行なわれた国際親善試合のU-24日本代表対U-24アルゼンチン代表は、後者が１-０で勝利した。前半に決勝点となるゴールを挙げたのは、セリエAのベネベントに所属するアドルフォ・ガイチだ。
冬の市場でCSKAモスクワからベネベントに加入した大型FWは、デビューから３戦目で初得点をマーク。インターナショナルウィーク突入前最後の試合となった21日のユベントス戦でもネットを揺らし、王者相手の金星をもたらした。
この一発は、チャンピオンズ・リーグでベスト16敗退に終わり、批判を浴びていたユベントスにさらなる痛手を与えた。首位インテルとの勝点差が10ポイントと、10連覇に黄信号がともり、アンドレア・ピルロ監督は逆風にさらされている。
【動画】日本を沈める一撃！ガイチの決勝ヘッド弾（１分～）
「世界中の新聞で多くの一面を飾る準備を整えている」
イタリアの絶対王者を窮地に追いやるゴールを決めたばかりだけに、日本戦のガイチの得点にもイタリア・メディアが反応した。『TUTTOmercatoWEB』は、ガイチの好調を「マジックモーメント」と評し、「ユーベから日本へ。またもガイチ。相手が変わっても“戦車”（愛称）は得点」と伝えている。
「イタリアでも代表でも、彼はその魔法のような時期を過ごし続けている。セリエA終盤戦でベネベントを残留に導き、世界中の新聞で多くの一面を飾る準備を整えているのだ。どうやって？もちろん、ゴールを量産することによって、だ」
ロシアでは無得点と苦しんでいた大型ストライカーの今後に注目だ。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
【PHOTO】U-24日本０－１U-24アルゼンチン｜久保・三笘らチャンスを作るもゴールをこじ開けられず… ３日後の再戦に期待
「イタリアでも代表でも、彼はその魔法のような時期を過ごし続けている。セリエA終盤戦でベネベントを残留に導き、世界中の新聞で多くの一面を飾る準備を整えているのだ。どうやって？もちろん、ゴールを量産することによって、だ」
ロシアでは無得点と苦しんでいた大型ストライカーの今後に注目だ。
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