5試合を終えてわずか1勝の浦和…いまだ初期段階にあるリカルドサッカーの理想形とは?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年03月18日

必ずしもショートパスでのビルドアップにこだわらない柔軟なスタイル

今季から浦和の指揮を執るロドリゲス監督。序盤戦は1勝2分け2敗とやや苦戦を強いられている。(C) SOCCER DIGEST

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 浦和レッズは17日のリーグ5節・北海道コンサドーレ札幌戦を0-0で終えた。ひとつの節目であるリーグ5試合を終えて成績は1勝2分2敗の勝点5と、ロケットスタートには成功していない。リカルド・ロドリゲス監督が就任して作り上げようとしているチームの完成度を探ってみたい。

 ロドリゲス監督が就任した浦和は1月18日に始動したから、ちょうど2か月が経つ。当初はポゼッションに対してのアプローチやコメントが多く、沖縄県でのトレーニングキャンプでも全体的にはマイボール時の質を高めることへのフォーカスがあった。しかしながら、シーズンが始まって試合を消化するにつれて、目指す姿は少し違ったものを見せている。

 それは、どんな状況や相手にも対応して上回っていけるだけの、オールラウンダーな姿を求める側面があることだ。それは、この札幌戦に対する考え方から垣間見える部分もあった。

「今回の試合は相手の強度もすごく高いので、中盤で簡単にボールロストしないことが(狙いに)あった。そういった意味でダイレクトなプレーを選択することが多くなった」

 必ずしもショートパスでのビルドアップにこだわらず、長身FW杉本健勇に対してプレスの頭を超えるボールで起点を作りにかかった。また、前半の途中からは相手ボール時に5バックで構え、最終ラインでの人数を合わせた。それは、課題を攻撃的に解決することが全てではないという一面を見せたと言えるだろう。

 また、個々の選手に対するアプローチを見ても、例えば金子大毅については「攻撃の時の身体の向きはまだこれから成長していける部分だと思うが、すでに改善は始まっている。ロングパスも出してもらいたい。まだ若く非常に運動量もあるので、攻撃のところでさらに良さを増やしていければコンプリートと言えるようなタイプの選手になる」と話す。金子自身も「立ち位置をうまく取ることが必要だと思うし、サイドに展開することや縦パスを入れることは、流れを読んでできるようにしていきたい」と話した。金子はボール奪取能力に突出したものを持つが、さらに弱点のない多くの要素を高いレベルでこなせる選手への成長を求めている。

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