前節2ゴールをあげ、得点ランキング2位に浮上
現地時間3月2日に行なわれたセルビア1部リーグ第25節で、浅野拓磨が所属するパルチザンはヴォイヴォディナに2-0で勝利を収めた。
チームを快勝に導く2ゴールを決めたのが、26歳の日本人アタッカーだ。まずは25分、味方からのスルーパスを受けてゴール前に猛然と切り込み、右足を一閃。ファーサイドに強烈なシュートを突き刺し、先制点を奪う。さらに64分、エリア内でボールを受けると、振り向きざまに左足を振り抜いて、GKの牙城を破った。
現地メディア『Vecernje novosti』が「まるで芝生の上に忍者のように現われ、ヴォイヴォディナの守備を実質的に”粉砕した”」と綴ったように勝利の立役者となった浅野は、クラブの公式インタビューに登場。試合を振り返っている。
チームを快勝に導く2ゴールを決めたのが、26歳の日本人アタッカーだ。まずは25分、味方からのスルーパスを受けてゴール前に猛然と切り込み、右足を一閃。ファーサイドに強烈なシュートを突き刺し、先制点を奪う。さらに64分、エリア内でボールを受けると、振り向きざまに左足を振り抜いて、GKの牙城を破った。
現地メディア『Vecernje novosti』が「まるで芝生の上に忍者のように現われ、ヴォイヴォディナの守備を実質的に”粉砕した”」と綴ったように勝利の立役者となった浅野は、クラブの公式インタビューに登場。試合を振り返っている。
「この試合の結果にとても満足している。2ゴールを奪っても、チームが負けたら何の意味もないので、勝利できたことを第一に喜んでいる。仲間たちやすべてのスタッフが喜んでくれる勝利になって、とても幸せな気分だ」
浅野はこの試合で2ゴールを加え、今シーズンは通算14得点。得点ランキングの単独2位に浮上し、首位のラドニク所属ミラン・マカリッチとの差を1ゴールに縮めた。また、チーム自体もリーグ13連勝と波に乗っており、首位レッドスターとの勝点差も3ポイントに縮め、猛追している。
現在の好調を引き出したのは、アレクサンダル・シタジェビッチ監督のようだ。浅野はインタビューで指揮官への感謝を述べている。
「ボスは、つねに謙虚であれと教えてくれる。周りの声に耳を傾けるより、自分に集中すること、自分たちの定めたゴールに向かって、きちんと目標を持つことの大切さを教えてくれるんだ。優れた監督の言うことに耳を傾けることが、僕らの仕事。勝利を求める精神、闘争心、それと一体感が今のチームにはある」
同メディアによれば、26歳の日本人ストライカーは、すでに現地でも人気者になりつつあり、ジャガーポーズでのセレブレーションを真似する子どもも多いようだ。リーグ制覇、そして得点王へ、今後の浅野の活躍に期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
浅野はこの試合で2ゴールを加え、今シーズンは通算14得点。得点ランキングの単独2位に浮上し、首位のラドニク所属ミラン・マカリッチとの差を1ゴールに縮めた。また、チーム自体もリーグ13連勝と波に乗っており、首位レッドスターとの勝点差も3ポイントに縮め、猛追している。
現在の好調を引き出したのは、アレクサンダル・シタジェビッチ監督のようだ。浅野はインタビューで指揮官への感謝を述べている。
「ボスは、つねに謙虚であれと教えてくれる。周りの声に耳を傾けるより、自分に集中すること、自分たちの定めたゴールに向かって、きちんと目標を持つことの大切さを教えてくれるんだ。優れた監督の言うことに耳を傾けることが、僕らの仕事。勝利を求める精神、闘争心、それと一体感が今のチームにはある」
同メディアによれば、26歳の日本人ストライカーは、すでに現地でも人気者になりつつあり、ジャガーポーズでのセレブレーションを真似する子どもも多いようだ。リーグ制覇、そして得点王へ、今後の浅野の活躍に期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部