「呪われたリバプール」主将ヘンダーソンが内転筋の手術で1か月以上の離脱へ

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2021年02月27日

守備の不安がますます増えることに…

精神的支柱でもあるヘンダーソンの離脱は、チームに大きな影響を与えるはずだ。(C)Getty Images

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 現地時間2月26日、リバプールは公式サイトでキャプテンのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが内転筋の手術を受けたことを発表した。

 ヘンダーソンは2月20日のエバートン戦で右足の内転筋を負傷し、前半30分にDFのナサニエル・フィリップスと途中交代。指揮官のユルゲン・クロップは試合後、「内転筋を痛めてしまった。状態は良くなさそうだ」と、心配そうな表情を浮かべていた。

 公式サイトでは復帰の時期について「具体的な目安は立っていない。ただ、少なくとも3月末のインターナショナルウイークが明けるまでは離脱を強いられる見込みだ」と、説明している。

 これによって、3月4日に行なわれるチェルシー戦を含むプレミアリーグ4試合のほか、3月10日のCLラウンド・オブ16第2レグのRBライプツィヒ戦の欠場が確実となった。
 
 今シーズンのリバプールは、序盤戦から怪我人が続出し、まさに野戦病院と化している。とくにCBは、フィルジル・ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、ジョエル・マティプの主力3人が今シーズン絶望の怪我を負っている状況だ。

 最近では、本来中盤の選手であるファビーニョとヘンダーソンが最終ラインでコンビを組むことも多かっただけに、CBのポジションはますます層が薄くなることになる。まさに呪われているかのようだ。

 今冬の移籍市場で同ポジションには、トルコ代表のオザン・カバクとイングランド人のベン・デイビスを獲得したもののまだ適応はしておらず、当面は若手のナサニエル・フィリップスとリース・ウィリアムズも含めてやり繰りせざるを得ない状況だ。

 現在プレミアリーグで4連敗を喫するなど、最悪のチーム状態とも言えるリバプール。精神的支柱であるヘンダーソンの離脱によって、さらに深刻な状況に陥るかもしれない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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