現地時間１月27日に開催されたコパ・デル・レイの４回戦で、バルセロナが２部のラージョ・バジェカーノと対戦した。

　スーペル・コパ決勝のアスレティック・ビルバオ戦で暴力行為のためクラブキャリア初のレッドカードを受けたメッシが、２試合の出場停止を終えて、戦線に復帰した。

　立ち上がりから敵の組織的な守備に苦しんだバルサは、圧倒するような攻撃はしかけられず。19分にジュニオル・フィルポのクロスにデヨングがゴール前で合わせるも、枠を捉えられない。

　35分にはトリンカンが右サイドから抜け出てシュートを放つもGKにセーブされ、こぼれ球の詰めたプッチの一撃はDFに当ってポストに弾かれる。

　スコアレスで折り返し、47分にはメッシが右サイドからFKで狙ったが、バーに阻まれる。

　迎えた63分、アルバロに突破を許し、折り返しをGKネトが弾いたところを、フラン・ガルシアに詰められ、先制ゴールを許す。

　たまらず、ジュニオル、プッチ、トンリンカンを下げて、ジョルディ、ペドリ、デンベレを投入したバルサはこの３枚替えで攻撃が活性化。わずか２分後の69分に、グリエーズマンのグラウンダーのクロスをメッシが流し込み、同点に追い付く。

　さらに80分、メッシが左サイドのジョルディに展開する十八番の形から、クロスをデヨングが詰めて逆転に成功する。

　試合はこのまま２－１で終了。選手交代で流れを掴んだバルサが苦しみながらもベスト８へ駒を進めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部