イタリア代表の「レジェンド完全格付け」。“最多得点記録”を持つFWがトップ! バッジョやピルロは何位?

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2021年01月29日

2位は82年W杯制覇の立役者

リーバ(左上)、ロッシ(右上)、R・バッジョ(左下)、ゾフ(右下)が、イタリア代表の貢献度ランキングTOP4だ。(C) Getty Images

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【識者選定 イタリア代表レジェンドの貢献度ランキングTOP10】
1位:ルイジ・リーバ(FW):42試合・35得点[1965~1974年]
2位:パオロ・ロッシ(FW):48試合・20得点[1977~1986年]
3位:ロベルト・バッジョ(FW):56試合・27得点[1988~2004年]
4位:ディノ・ゾフ(GK):112試合・0得点[1968~1983年]
5位:ファビオ・カンナバーロ(DF):136試合・2得点[1997~2010年]
6位:ジャンニ・リベーラ(MF):60試合・14得点[1962~1974年]
7位:ジャチント・ファッケッティ(DF):94試合・3得点[1963~1977年]
8位:パオロ・マルディーニ(DF):126試合・7得点(1988~2002年]
9位:ブルーノ・コンティ(MF):47試合・5得点[1980~1986年]
10位:アンドレア・ピルロ(MF):116試合・13得点[2002~2015年]

 アッズーリ最大のシンボルには、リーバの名前を挙げるしかないだろう。通算35ゴールはいまなお史上最多であり、しかもわずか42試合で記録したものだ。そのキャリアはたったひとつのクラブ(カリアリ)、そしてとりわけアッズーリに捧げられたと言っていい。左足の強烈な一撃を武器にEURO1968の優勝、70年W杯の準優勝に貢献し、88年からは25年間に渡ってチームマネジャーとしてもアッズーリを支えた。

 リーバに劣らぬもうひとりの偉大なレジェンドがロッシだ。82年W杯の優勝はこのストライカーがブラジルから奪ったハットトリックから始まった(2次リーグ第2戦)。八百長容疑による2年間の出場停止明けで臨んだ大会で得点王&MVP――。ドラマチックな経緯も、彼が伝説化した大きな要因だ。20年12月9日の訃報には多くの国民が涙した。

 同じく国民の期待を一身に背負うシンボルとしてチームをW杯ファイナルに導いたアタッカーが、94年大会のR・バッジョだ。決勝でのPK失敗は今も国民的な記憶の一部となっている。W杯3大会でゴールを決めた唯一のアッズーリ戦士が、このファンタジスタだ。

 このトップ3がアタッカーの象徴ならば、守備者のそれはGKのゾフだ。15年間に渡ってアッズーリの守護神を務め、40歳で迎えた82年W杯ではキャプテンとしてトロフィーを掲げた。プレーのみならず、振る舞いにおいても常にアッズーリの模範であり続けた。

【PHOTO】海外番記者・識者が選んだ「イタリア代表のレジェンド完全格付けTOP10」を厳選ショットで振り返り!
 06年W杯優勝時の主将がカンナバーロ。同年に手にしたバロンドールは、CBとして堅守を支えた彼自身に対してだけでなく、チーム全員が献身的に戦うコレクティブなサッカーによって世界の頂点を極めたイタリア代表そのものに対するトロフィーでもあった。

 リベーラはアッズーリにおける「10番伝説」のいわば始祖。60~70年代はマッツォーラとの優劣および共存をめぐる大論争が、世論を二分したものだ。70年W杯セミファイナルにおける決勝弾は、史上最も記憶に残るゴールのひとつとして語り継がれている。

 ファッケッティはサッカー史にその名を刻む史上初めての攻撃的SB。その約20年後に同じ左SBとして、その後はCBとしてもチームを支えた偉大な主将がマルディーニで、メジャー大会7回出場はまさに金字塔だ。

 コンティはウイングとトップ下、セカンドトップを足して3で割ったような、カルチョを象徴する特殊なタイプのアタッカーのプロトタイプ。82年W杯の優勝メンバーのひとりで、国民から特別に愛されたアイドルだった。

 最後のピルロはアッズーリ史上において、そしておそらくここ30年あまりのモダンフットボールにおいて最高峰のレジスタ。06年W杯の優勝は、そのパスワークや戦術眼が絶対的な土台となって実現したものだ。

文●エンリコ・クロー(ラ・レプブリカ記者)
翻訳●片野道郎
※『ワールドサッカーダイジェスト』2021年1月21日号から転載

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