現地時間1月５日、久保建英の所属するビジャレアル（スペイン1部）とサモラ（同３部）がコパ・デル・レイ（国王杯）２回戦で激突。今冬のマーケットでヘタフェへの移籍が濃厚な日本代表MFはベンチ外となったこの一戦で、目の覚めるようなスーパーゴールが生まれている。

　格上のビジャレアルが２点を先行し、迎えた前半アディショナルタイムだった。なんとか反撃したいサモラは敵陣中央でFKを獲得。キャプテンのカルロス・ラモスはこれをゴール前へ放り込むが、相手に跳ね返されてしまう。しかし諦めないラモスはセカンドボールを自ら回収すると、正確なワントラップから右足を一閃。弾丸シュートはぐんぐん加速し、クロスバーを直撃した後、ゴールネットを揺らした。

　まさにロケット砲のような一撃に、DAZNのスペイン語版公式ツイッターでは「GOLAZOOOOOOOOOOOOOOOO！」のキャプションにロケットの絵文字２つを付け、大興奮でゴール映像をアップ。これを見たファンからも次のような称賛の声が続々と寄せられている。
 

「何てこった」
「狂ってる」
「本物のゴラッソ」
「残忍なミサイルだ」
「一晩中ループで見る」
「彼にプスカシュ賞を与えないことを想像してみて」

　その後はサモラの反撃をかわし、戦力で優るビジャレアルが４-１で３回戦へ駒を進めた。なお、ヘタフェは同３回戦で格下相手に０-１で不覚。移籍が秒読みと見られる久保にとっては、貴重なアピールの場をひとつ失う形となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ぐんぐん加速！コースぎりぎりに決まった弾丸ゴラッソはこちら（2分26秒～）