太田のクロスに合わせて結果も残した岡崎はMOMに相応しい働き。
【サッカーダイジェスト取材記者による採点&寸評】
取材:谷沢直也、白鳥和洋、塚越始、五十嵐創、小田智史
【マッチレポート|日本 5-1 ウズベキスタン】
【日本代表】
[GK]
1 川島永嗣 6
ミドルシュートを堅実に処理。1失点はしたものの、ハイボールへの対応は的確で、88分にはビッグセーブで際どいヘディングシュートを弾き出した。
[DF]
2 内田篤人 5.5
あまり高い位置に進出せず、守備のバランス取りに腐心した印象。コンディション面を考慮して、前半だけでピッチを後にした。
6 森重真人 6
初出場の昌子をサポートしつつ、上手く最終ラインをコントロール。奪ったボールを素早く前線に供給し、攻撃にも関与した。
19 昌子 源 5
本人曰く「今日は良かったプレーが思い出せない」。ポジショニングに危うさを感じさせるなど、課題を持ち帰る代表デビューに。
24 酒井高徳 6
的確な位置取りで相手のウイングをケア。FWに当てる縦パスも正確で、かつての“バタつき感“とは縁遠い安定感を見せ付けた。
[MF]
15 今野泰幸 5.5
局面の競り合いやインターセプトでらしさを見せたが、展開力には疑問符が。局面を変えるサイドチェンジは稀でパスミスも目立った。
28 青山敏弘 6.5
エリア外からの芸術的なボレーで貴重な先制点。敵陣にスペースができ始めた後半は、タイミングの良い縦パスでチャンスにつなげた。
10 香川真司 5.5
守備のギャップでボールを受け、攻撃のスピードを上げた。とはいえ、ゴール前での決定的な仕事はなし。“完全復活”は、まだ遠そうだ。
[FW]
4 本田圭佑 6
前試合ほどのインパクトはなかったが、視野の広さとパスの精度は披露。乾や岡崎の動きを見極め、危険なラストパスを供給した。
9 岡崎慎司 7
タイトな当たりをものともせず、確実にボールを収めて前線の起点に。太田のクロスに合わせて結果も残したCFは、MOMに相応しい働き。
8 乾 貴士 5.5
サイドに張ってドリブル突破を仕掛けたが、フィニッシュの精度を著しく欠いた。特に立ち上がりの決定機を逃したのは、本人にとっても痛恨だろう。
交代出場
DF
3 太田宏介 5.5
タイミング抜群のオーバーラップで岡崎のゴールをアシスト。一方でラシドフに何度かクロスを上げられるなど、守備面は課題も残った。
DF
25 水本裕貴 5.5
中盤の底に残ってバイタルエリアのケアを担当するも、最終ラインに吸収されて効果的に機能できず。セカンドボールも拾えなかった。
MF
7 柴崎 岳 6
ロングループで3点目を決めたが、見せ場はそれくらい。相手の運動量が落ちてマークも緩かっただけに、もっと仕事ができたはずだ。
FW
30 宇佐美貴史 6.5
切れ味鋭いドリブルで最終ラインを突破し、右足を振り抜いて代表初ゴール。得点後も左サイドのスペースを突き、チャンスを量産した。
FW
18 大迫勇也 5
不慣れな右ウイングとしてピッチに立ち、攻守に見せ場を作れないままタイムアップ。ライバルたちが結果を残しただけに、今のままでは……。
FW
20 川又堅碁 6
森重の折り返しを押し込んで代表初得点。クロスにニアで合わせる得意の形も披露するなど、徐々にチームにフィットしてきた感が。
監督
ヴァイッド・ハリルホジッチ 6.5
今回の2連戦でフィールドプレーヤー全員を起用。サバイバルを煽りながら新たな戦術を叩き込み、連勝を飾った手腕は高く評価できる。
取材:谷沢直也、白鳥和洋、塚越始、五十嵐創、小田智史
【マッチレポート|日本 5-1 ウズベキスタン】
【日本代表】
[GK]
1 川島永嗣 6
ミドルシュートを堅実に処理。1失点はしたものの、ハイボールへの対応は的確で、88分にはビッグセーブで際どいヘディングシュートを弾き出した。
[DF]
2 内田篤人 5.5
あまり高い位置に進出せず、守備のバランス取りに腐心した印象。コンディション面を考慮して、前半だけでピッチを後にした。
6 森重真人 6
初出場の昌子をサポートしつつ、上手く最終ラインをコントロール。奪ったボールを素早く前線に供給し、攻撃にも関与した。
19 昌子 源 5
本人曰く「今日は良かったプレーが思い出せない」。ポジショニングに危うさを感じさせるなど、課題を持ち帰る代表デビューに。
24 酒井高徳 6
的確な位置取りで相手のウイングをケア。FWに当てる縦パスも正確で、かつての“バタつき感“とは縁遠い安定感を見せ付けた。
[MF]
15 今野泰幸 5.5
局面の競り合いやインターセプトでらしさを見せたが、展開力には疑問符が。局面を変えるサイドチェンジは稀でパスミスも目立った。
28 青山敏弘 6.5
エリア外からの芸術的なボレーで貴重な先制点。敵陣にスペースができ始めた後半は、タイミングの良い縦パスでチャンスにつなげた。
10 香川真司 5.5
守備のギャップでボールを受け、攻撃のスピードを上げた。とはいえ、ゴール前での決定的な仕事はなし。“完全復活”は、まだ遠そうだ。
[FW]
4 本田圭佑 6
前試合ほどのインパクトはなかったが、視野の広さとパスの精度は披露。乾や岡崎の動きを見極め、危険なラストパスを供給した。
9 岡崎慎司 7
タイトな当たりをものともせず、確実にボールを収めて前線の起点に。太田のクロスに合わせて結果も残したCFは、MOMに相応しい働き。
8 乾 貴士 5.5
サイドに張ってドリブル突破を仕掛けたが、フィニッシュの精度を著しく欠いた。特に立ち上がりの決定機を逃したのは、本人にとっても痛恨だろう。
交代出場
DF
3 太田宏介 5.5
タイミング抜群のオーバーラップで岡崎のゴールをアシスト。一方でラシドフに何度かクロスを上げられるなど、守備面は課題も残った。
DF
25 水本裕貴 5.5
中盤の底に残ってバイタルエリアのケアを担当するも、最終ラインに吸収されて効果的に機能できず。セカンドボールも拾えなかった。
MF
7 柴崎 岳 6
ロングループで3点目を決めたが、見せ場はそれくらい。相手の運動量が落ちてマークも緩かっただけに、もっと仕事ができたはずだ。
FW
30 宇佐美貴史 6.5
切れ味鋭いドリブルで最終ラインを突破し、右足を振り抜いて代表初ゴール。得点後も左サイドのスペースを突き、チャンスを量産した。
FW
18 大迫勇也 5
不慣れな右ウイングとしてピッチに立ち、攻守に見せ場を作れないままタイムアップ。ライバルたちが結果を残しただけに、今のままでは……。
FW
20 川又堅碁 6
森重の折り返しを押し込んで代表初得点。クロスにニアで合わせる得意の形も披露するなど、徐々にチームにフィットしてきた感が。
監督
ヴァイッド・ハリルホジッチ 6.5
今回の2連戦でフィールドプレーヤー全員を起用。サバイバルを煽りながら新たな戦術を叩き込み、連勝を飾った手腕は高く評価できる。

初陣から2連勝と好スタートを切ったハリルホジッチ新体制。2試合でフィールドプレーヤーを全員起用し、競争意識を煽りながら戦術を植え付けた指揮官の手腕は高く評価できる。 写真:菅原達郎(サッカーダイジェスト写真部)