決勝トーナメント進出を決めた試合で…
現地時間12月9日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ最終節で、アトレティコ・マドリーはレッドブル・ザルツブルクとのアウェーゲームに2-0で勝利。バイエルンに次ぐ2位でグループAを突破している。
だが、決勝トーナメント進出以上に話題となっているのが、思わぬ騒動だ。2選手が途中交代に“キレた”のだ。
39分に奪ったマリオ・エルモソの先制ゴールで1-0とリードして迎えた64分、ディエゴ・シメオネ監督は二枚替えを敢行。ルイス・スアレスとサウール・ニゲスに代えて、エクトル・エレーラとアンヘル・コレアを投入する。
まだ勝負が決してない状況での早期交代にふたりは激怒。スアレスは手に巻いていたテーピングをほどくと地面に投げつけ、納得がいかない表情で何度も首を横に振り、両足を前の座席に投げだしてふんぞり返れば、サウールはマスクを渡そうとしたスタッフの手を振り払って怒りを露わにした。
【画像】シメオネにまさかの激怒!スアレスの衝撃ブチギレシーンはこちら
バルセロナ時代はリオネル・メッシとともに滅多に途中交代がなく、稀にベンチに下げられると不満を表わしていた前者はともかく、後者がこのような態度を取るのは珍しい。
このシーンは『El Desmarqu』のマドリード版が「途方もない怒りだ」「何が起きているのか?」と伝えるなど、スペイン・メディアがこぞって取り上げ、話題となっている。
だが、シメオネ監督は、試合後の会見でこの件に質問が及ぶと、「怒りは当然だ。スアレスやサウールクラスの選手が、うまくやっていると思っているのに、チームメイトと交代させられたら動揺するのが普通だ」と受け流した。
アトレティコは12日にレアル・マドリーとのダービーが控えており、大一番を睨んで主軸のふたりを早めにお役御免としたのは明かだ。ただ、まさかの騒動となったことで、“鉄の結束”を誇るアトレティコに歪みが生じるのか。それとも雨降って地固まるのか。
マドリード・ダービーのパフォーマンスに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
だが、決勝トーナメント進出以上に話題となっているのが、思わぬ騒動だ。2選手が途中交代に“キレた”のだ。
39分に奪ったマリオ・エルモソの先制ゴールで1-0とリードして迎えた64分、ディエゴ・シメオネ監督は二枚替えを敢行。ルイス・スアレスとサウール・ニゲスに代えて、エクトル・エレーラとアンヘル・コレアを投入する。
まだ勝負が決してない状況での早期交代にふたりは激怒。スアレスは手に巻いていたテーピングをほどくと地面に投げつけ、納得がいかない表情で何度も首を横に振り、両足を前の座席に投げだしてふんぞり返れば、サウールはマスクを渡そうとしたスタッフの手を振り払って怒りを露わにした。
【画像】シメオネにまさかの激怒!スアレスの衝撃ブチギレシーンはこちら
バルセロナ時代はリオネル・メッシとともに滅多に途中交代がなく、稀にベンチに下げられると不満を表わしていた前者はともかく、後者がこのような態度を取るのは珍しい。
このシーンは『El Desmarqu』のマドリード版が「途方もない怒りだ」「何が起きているのか?」と伝えるなど、スペイン・メディアがこぞって取り上げ、話題となっている。
だが、シメオネ監督は、試合後の会見でこの件に質問が及ぶと、「怒りは当然だ。スアレスやサウールクラスの選手が、うまくやっていると思っているのに、チームメイトと交代させられたら動揺するのが普通だ」と受け流した。
アトレティコは12日にレアル・マドリーとのダービーが控えており、大一番を睨んで主軸のふたりを早めにお役御免としたのは明かだ。ただ、まさかの騒動となったことで、“鉄の結束”を誇るアトレティコに歪みが生じるのか。それとも雨降って地固まるのか。
マドリード・ダービーのパフォーマンスに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部