あまりの屈辱に“報復”を宣言
イングランド・サッカー界きっての硬派な指揮官の憤怒っぷりが話題を呼んでいる。
事の発端は、現地時間12月5日に行なわれたチャンピオンシップ(イングランド2部)第16節、ストークの本拠地ブリタニア・スタジアムにミドルスブラが乗り込んだ一戦だ。
試合は19分にナイサン・コリンズの決めた虎の子の一点を守り抜いたホームチームが勝利したのだが、その結果以上に話題をさらったのは、アウェーチームの指揮官ニール・ウォーノックの発言である。
勝気な監督として知られるウォーノックは試合後のフラッシュインタビューで、「キックオフ前にこれを言えば、選手たちへの言い訳になると思った」と前置きしたうえで、こうまくしたてたのだ。
「今日、我々が案内されたロッカールームは屈辱的な場所だった。まるで豚小屋だ。いや、あそこには動物ですら入れないと思うね。トイレは詰まっていて、シャワールームのまるで血まみれのような室外機からは煙が出ているし、床は水浸しだった。これはチャンピオンシップとはいえ、恥ずべきことだ。完全に侮辱された!」
さらに「ソーシャルディスタンスすら保たれていなかった」と続けた72歳のイングランド人監督は、試合後の記者会見の場でも怒りが収まらなかった。
事の発端は、現地時間12月5日に行なわれたチャンピオンシップ(イングランド2部)第16節、ストークの本拠地ブリタニア・スタジアムにミドルスブラが乗り込んだ一戦だ。
試合は19分にナイサン・コリンズの決めた虎の子の一点を守り抜いたホームチームが勝利したのだが、その結果以上に話題をさらったのは、アウェーチームの指揮官ニール・ウォーノックの発言である。
勝気な監督として知られるウォーノックは試合後のフラッシュインタビューで、「キックオフ前にこれを言えば、選手たちへの言い訳になると思った」と前置きしたうえで、こうまくしたてたのだ。
「今日、我々が案内されたロッカールームは屈辱的な場所だった。まるで豚小屋だ。いや、あそこには動物ですら入れないと思うね。トイレは詰まっていて、シャワールームのまるで血まみれのような室外機からは煙が出ているし、床は水浸しだった。これはチャンピオンシップとはいえ、恥ずべきことだ。完全に侮辱された!」
さらに「ソーシャルディスタンスすら保たれていなかった」と続けた72歳のイングランド人監督は、試合後の記者会見の場でも怒りが収まらなかった。
「ここ(プレスルーム)は随分と暖かいね。ここにいた方がまだマシだったな。なぜなら我々は豚も逃げ出すようなロッカールームにいたからね。小さな倉庫に閉じ込められたような感覚だった。トイレすらまともに動いていないのに、なぜストークの担当はチェックし直さなかったんだ? 我々がメンテナンス会社と話し合うのはどうかしているだろ!?」
そして完全に堪忍袋の緒が切れてしまい、最後に次のように吐き捨てた。
「彼らが私たちのホームにやってきた時、まともなロッカールームがあると思わない方がいい。同じことをやってやりたい。それぐらいに今日の部屋は酷過ぎた。屈辱的だ……。もしも、我々の代表がちゃんとロッカールームを準備しようというのなら、私は給料で倉庫を買って準備するよ」
怒りのあまり“報復”を宣言したウォーノック。両軍の再戦は、来年3月14日に予定されているが、はたしてどうなるか――。それにしても「豚小屋よりも酷い」と評されたロッカールームとはどのようなものだったのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部