「父の愛した戦士たちから…」マラドーナの愛娘が号泣! 地元紙が称えたボカの選手たちの行動とは?

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年11月30日

マラドーナの古巣対決で見られたエモーショナルな振る舞いとは?

マラドーナの名前がプリントされたユニホームを着てプレーしたボカの選手たち。 (C) Getty Images

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 英雄の死を想う“同志”たちの振る舞いに涙が溢れた。

 周知の通り、今月25日に元アルゼンチン代表FWのディエゴ・マラドーナが急逝した。ブエノスアイレス郊外の自宅で心臓発作を起こしたことによる突然の死は、世界に衝撃を与え、多くの人々が哀しみに暮れた。

 サッカー界では、各国リーグで哀悼の意が捧げられ、多くの選手がそれぞれのオマージュで稀代のスーパースターとの別れを惜しんだ。そうしたなかで一つのゴールパフォーマンスが話題を呼んでいる。現地時間11月29日にラ・ボンボネーラで開催されたアルゼンチン・コパ・デ・ラ・リーガ第5節で、ニューウェルスと対戦したボカ・ジュニオルスの選手たちが見せたものだ。

 偶然にもマラドーナの古巣同士の対戦となったこの日、ボカの選手たちは「MARADONA」と名前がプリントされた特製ユニホームを着てプレー。そして彼らは12分にコロンビア代表MFエドウィン・カルドナがFKを決めた直後に魅せた。

 カルドナのゴール直後、ボカの選手たちは全員がメインスタンド側に集合。マラドーナが生前によく訪れていたVIP席に招待されていた愛娘のダルマさんへ向かってイレブン全員が拍手を送ったのだ。
 
 父が現役生活の最後にプレーしたクラブで、何よりも愛していたボカの選手たちの思わぬ行動に、毅然と振る舞っていたダルマさんもこらえきれずに号泣。しばらくして、大粒の涙が収まった彼女は感激した表情を浮かべながら、ピッチへ手を振って感謝の意を表わした。

 試合も2-0で制してマラドーナに勝利を届けたボカ。彼らのエモーショナルな振る舞いには地元紙からも賛辞が送られた。『Ole』は、「父の愛した戦士たちからゴールが捧げられた時、ダルマは涙を流した」と伝えた。

「ボカの選手たちからゴールが捧げられた時、ダルマの保たれていた魂は粉々になり、彼女は涙を堪えることはできなかった。ボンボネーラはディエゴとその家族が何十年とボカを愛し、そして家族の再会を果たす意味でもかけがえのない場所だった。この日曜日は、彼女(ダルマ)の人生で最悪なものだったに違いないが、多くの賛辞を受け、少しは心を休めることが出来ただろう。そして何より、天国で偉大なる父も笑顔を浮かべているはずだ」

「愛してやまなかった」という最愛の父を失くしてわずかに数日。その喪失感はいまだに拭い去れないだろうが、世界中から集まるオマージュでダルマさんをはじめとするマラドーナの家族の心が少しでも癒えることを願いたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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