【選手権予選】圧巻の強さで岐阜を制した帝京大可児、鍵を握る2年生ボランチが檜舞台での飛躍を誓う!

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2020年11月15日

「技術をもっと磨きたいと思った」とクラブチームから帝京大可児の門を叩く

選手権出場を決めた帝京大可児。43得点・0失点と圧巻の強さを見せた。写真:安藤隆人

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 今年の選手権岐阜県予選決勝は劇的な幕切れだった。昨年王者の帝京大可児が0-0で迎えた後半アディショナルタイム3分に、FW渡邉眞士が決勝弾を叩き込んで2年連続の選手権出場を手にした。

 帝京大可児は「今季の公式戦は少ないですが、スーパープリンスリーグで密度の濃い3試合をこなせたことでチームのやりたいことを落とし込むことができた」と仲井正剛監督が語ったように、スーパープリンス東海では開幕戦で浜松開誠館に0-3と完敗を喫するが、2戦目に前年度選手権王者の静岡学園に2-2で引き分けると、3戦目は常葉大橘に5-0の大勝と尻上がりに調子を上げてきた。

 今大会も準決勝まで43得点・0失点という圧倒的な力で勝ち上がってきた。決勝は名門・岐阜工を相手にギリギリまで苦しんだが、「岐阜工さんとは過去の対戦を見ても、勝っても1点差ゲームなので、そういう(1点を争う)ゲームになるとは思っていました」と仲井監督も冷静に指揮を執り、選手たちもそれに応えて勝ち切った。

 この試合、エースのFW大森涼、決勝ゴールを挙げた渡邉とタレントたちが前評判通りの活躍を見せたが、その中で筆者の目が行ったのは、帝京大可児の177cmの2年生ボランチ・鈴木淳之介だ。

 多くが帝京大可児中から上がってくる中、彼は岐阜VAMOSから「技術をもっと磨きたいと思った」と帝京大可児の門を叩いた。

「入ってきた当初はボールを受けてはたくことが多くて、怖さがなかった」と仲井監督が語ったように、司令塔タイプのボランチだった。だが、「もっと前に関わって、ゴールを決められる選手になってほしい」と仲井監督は彼に積極的な攻撃参加を求めた。
「岐阜工の守備が堅かったので、どんどんボランチがアクションを起こさないと点に繋がらないと思った」

 この試合、鈴木はボランチの位置から積極的に飛び出して、ドリブルで相手を剥がしてからパスを出すなど、2ラインの強固なブロックを敷いてきた岐阜工の守備網を切り崩しにかかった。特にFW大森が左に流れる分、右サイドハーフの2年生・三品直哉との間のスペースに頻繁に顔を出して、攻撃陣の距離感のバランスを保っていたプレーは非常に効果的だった。
 

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