「あれは武器になるなと思います」
[J1第27節]横浜6-2浦和/11月14日/日産ス
CFを主戦場とするジュニオール・サントスとオナイウ阿道が、スターティングメンバーに名を連ねる。試合の流れでふたりが横並びとなり2トップのような形になる時もあるが、基本的には、CFにJ・サントス、トップ下にオナイウという縦関係だった。
前節はトップ下のマルコス・ジュニオールがCFで起用されたように、今節はCFのオナイウがトップ下に収まる。アンジェ・ポステコグルー監督の采配は、結果的に吉と出た。J・サントスはハットトリックを達成し、オナイウは得点こそなかったが、小池龍太と水沼宏太のゴールをアシスト。水沼のクロスに前田大然がヘッドで合わせた1点を加え、横浜は今季のホーム最終戦で浦和に6-2の圧勝を収めた。
この前田のゴールにも、間接的にオナイウが絡んでいる。この試合、右サイドから何本も良質なクロスを供給し、ビッグチャンスを量産した水沼が、J・サントスとオナイウのセットについて、その特性を次のように語る。
「ジュニオールはちょっとタイミングをずらして入ってきたりもする。そのタイミングだと、ディフェンスラインはあまり下がらないっていうところで、後ろから阿道が入ってくることでフリーになれるのは、頭の中でイメージしていました。
大然のシュートは、阿道が最初に後ろから入ってきて、前でつぶれてくれて、後ろに流れていったゴール。あれは僕らが狙っていた形だったし、僕自身も狙いどおりのボールを蹴れた」
CFを主戦場とするジュニオール・サントスとオナイウ阿道が、スターティングメンバーに名を連ねる。試合の流れでふたりが横並びとなり2トップのような形になる時もあるが、基本的には、CFにJ・サントス、トップ下にオナイウという縦関係だった。
前節はトップ下のマルコス・ジュニオールがCFで起用されたように、今節はCFのオナイウがトップ下に収まる。アンジェ・ポステコグルー監督の采配は、結果的に吉と出た。J・サントスはハットトリックを達成し、オナイウは得点こそなかったが、小池龍太と水沼宏太のゴールをアシスト。水沼のクロスに前田大然がヘッドで合わせた1点を加え、横浜は今季のホーム最終戦で浦和に6-2の圧勝を収めた。
この前田のゴールにも、間接的にオナイウが絡んでいる。この試合、右サイドから何本も良質なクロスを供給し、ビッグチャンスを量産した水沼が、J・サントスとオナイウのセットについて、その特性を次のように語る。
「ジュニオールはちょっとタイミングをずらして入ってきたりもする。そのタイミングだと、ディフェンスラインはあまり下がらないっていうところで、後ろから阿道が入ってくることでフリーになれるのは、頭の中でイメージしていました。
大然のシュートは、阿道が最初に後ろから入ってきて、前でつぶれてくれて、後ろに流れていったゴール。あれは僕らが狙っていた形だったし、僕自身も狙いどおりのボールを蹴れた」
水沼のクロスに反応したオナイウはシュートを打ち切れなかったが、そのまま流れたボールを、逆サイドにいた前田がヘッドで流し込んだ。この場面、ゴール前ではオナイウと前田のほか、J・サントスもスタンバイ。浦和守備陣はふたりで対応と、数的優位を作り出すこともできていた。
「本当に、中の選手たちには感謝したい」と話す水沼は「あれは武器になるなと思います」と好感触を得たようだ。今月末から再開するACLに向け、弾みがつくゴールラッシュだった。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【J1第27節PHOTO】横浜6-2浦和|今季最多の6得点!横浜がホーム最終戦をゴールラッシュで締めくくる!
「本当に、中の選手たちには感謝したい」と話す水沼は「あれは武器になるなと思います」と好感触を得たようだ。今月末から再開するACLに向け、弾みがつくゴールラッシュだった。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【J1第27節PHOTO】横浜6-2浦和|今季最多の6得点!横浜がホーム最終戦をゴールラッシュで締めくくる!