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「ついに地獄が終わった」スコットランドが23年ぶりのEUROへ! 地元紙が歓喜「英雄たちが夢を…」

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年11月13日

先制点を決めた選手は感涙

PK戦に突入したセルビアとの激闘を制し、狂喜乱舞するスコットランドの面々。 (C) Getty Images

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 ヨーロッパの古豪が“檜舞台”に舞い戻った。

 現地時間11月12日に開催されたEURO2020予選プレーオフ決勝でセルビアと対戦したスコットランドは、PK戦の末に勝利。1996年のイングランド大会以来となる本大会出場を決めた。

 ライアン・クリスティーのゴールで51分に先制しながらも、89分にルカ・ヨビッチに同点弾を決められたスコットランド。1-1で迎えたPK戦では、守護神デイビッド・マーシャルが相手の5人目アレクサンドル・ミトロビッチのキックをストップ。激闘を制して快哉を叫んだ。

 世代交代と人材育成に失敗し、1998年のフランス・ワールドカップを最後に国際舞台からは遠のき、長らく低迷期にあったスコットランド。それだけに今回のEURO出場には地元メディアも歓喜している。

 地元紙『The Scottish Sun』は、「英雄たちが夢のEURO出場権を勝ち取り、地獄のような23年を終わらせる」とマッチサマリーで喜びを綴った。

「これがスコットランドのやり方だ! 我々は22年もの月日の末に、ついに大舞台に戻ってきた。スコットランドの歴史上で最も特別な夜だ。希望が見え始めた89分にヨビッチに同点弾を決められた時には、全てが壊滅的に思えたが、戦士たちは誰もが集中力を失わずに、戦い抜いた」
 
 英公共放送『BBC』でも「スコットランドがセルビアの激しい猛威に耐え、苦痛を強いられてきた23年間に終止符を打ち、夢の世界へといく」と称えられた歴史的な一戦を終え、選手たちからも喜びの声が挙がった。

 選手たちのなかで、最もエモーショナルに心境を語ったのは、先制点を決めたクリスティーだ。試合後に英衛星放送『Sky Sports』のフラッシュインタビューで涙ながらにこう語った。

「あぁ……。最高な夜だよ。ずっと信じてきたし、全員が絶対に勝つんだって信念を抱いてきたんだ。今日だって誰も諦めてなかった。土壇場で追いつかれて、苦しい展開のなかでPK戦まで持ち込まれたけど、“偉大な”マーシャルがやってくれた。本当に信じられないよ。

 誰もが知っている通り、本当にスコットランドにとっては恐ろしく苦しい時間だった。だからこそ僕らはこの試合の持つ意味を理解していた。今日勝ったことで国のために少しでも何か影響を与えられたら嬉しいね」

 すでに決定しているEURO2020の組み合わせでは、“宿敵”イングランドと同居することになったスコットランド。今、勢いに乗る彼らは大会の台風の目となり得そうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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