キーンが考える今のユナイテッドに必要な人材は?
“赤い悪魔”が苦しんでいる。
現地時間11月1日に開催されたプレミアリーグ第7節で、マンチェスター・ユナイテッドは本拠地オールド・トラフォードでアーセナルと対戦。69分にポール・ポグバが献上したPKをピエール=エメリク・オーバメヤンに決められて0-1で敗れた。
リーグ戦6試合で2勝1分け3敗と負け越しているユナイテッドは15位と低迷。首位リバプールにも9ポイント差と早くも水をあけられ、周囲を取り巻く雰囲気は芳しくない。
アーセナル戦後に敗因の分析を求められたオレ・グンナー・スールシャール監督は、「試合に入り切れなかった」と淡々と語った。
「我々はインテンシティーもテンポも悪かったし、相手の方が優れていた。負けた理由はたくさんある。もちろん、うまくプレーできたライプツィヒ戦の後だから気を緩めてしまったのかもしれない。しかし、これはビッグゲームであり、非常に優れた相手だからどのようにプレーしたのかではない」
指揮官も嘆いた低調なパフォーマンスには、黄金期を知るレジェンドたちも黙ってはいない。アレックス・ファーガソン政権下で絶対的なキャプテンとして君臨したロイ・キーンは、試合を中継していた英衛星放送『Sky Sports』の番組内で、「私は騙されない。今のユナイテッドには熱意がないし、何もない」と辛辣に批判した。
現地時間11月1日に開催されたプレミアリーグ第7節で、マンチェスター・ユナイテッドは本拠地オールド・トラフォードでアーセナルと対戦。69分にポール・ポグバが献上したPKをピエール=エメリク・オーバメヤンに決められて0-1で敗れた。
リーグ戦6試合で2勝1分け3敗と負け越しているユナイテッドは15位と低迷。首位リバプールにも9ポイント差と早くも水をあけられ、周囲を取り巻く雰囲気は芳しくない。
アーセナル戦後に敗因の分析を求められたオレ・グンナー・スールシャール監督は、「試合に入り切れなかった」と淡々と語った。
「我々はインテンシティーもテンポも悪かったし、相手の方が優れていた。負けた理由はたくさんある。もちろん、うまくプレーできたライプツィヒ戦の後だから気を緩めてしまったのかもしれない。しかし、これはビッグゲームであり、非常に優れた相手だからどのようにプレーしたのかではない」
指揮官も嘆いた低調なパフォーマンスには、黄金期を知るレジェンドたちも黙ってはいない。アレックス・ファーガソン政権下で絶対的なキャプテンとして君臨したロイ・キーンは、試合を中継していた英衛星放送『Sky Sports』の番組内で、「私は騙されない。今のユナイテッドには熱意がないし、何もない」と辛辣に批判した。
「ここ最近の数試合のパフォーマンスを見た人々は『ユナイテッドが窮地を脱した』と考えていた。だが、そんなことはないだろ。今のチームには覇気も熱意も感じない。試合前の我々は、ユナイテッドが、よりアグレッシブになり、違いを見せつけるだろうと話していた。だが、今日の試合のどこにそれがあった? 違いがどこにあったというんだ?」
さらにキーンは、期待のエースであるマーカス・ラッシュフォードにも厳しい言葉を投げかけている。
「マーカス・ラッシュフォードのボディランゲージはショッキングだった。上手くいなかった時になんで肩をすくめるんだ。マンチェスター・ユナイテッドでプレーしているなら気合いを入れろ! 上手くいかない時は中心メンバーのことを見るんだからな」
さらに「今のユナイテッドには、リーダーがいない。チーム全体にも、経験ある選手たちのなかにも、ね」と口にしたキーン。クラブ史に残る偉大なキャプテンとして名を馳せた男は、今こそ自分のような存在がユナイテッドに必要だと考えているかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部