【鹿島】5バック気味にはしたが――堂に入ったゲームの締め方で1点差勝負をモノにする

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェスト)

2020年10月24日

「背後にボールを落とされてキープされるのが一番嫌」(三竿)

試合巧者ぶりを発揮した鹿島。エヴェラウドが挙げた1点を守り切り、勝点3を手にした。写真:滝川敏之

画像を見る

[J1第24節]鹿島1-0広島/10月24日/カシマ

 1点リードで迎えた84分、ザーゴ監督は最後の交代カードを切る。スコアラーのエヴェラウドを下げて、DFの関川郁万を投入。関川は、犬飼智也と町田浩樹の2CBの間に入る。最後は5バック気味にして、逃げ切りを図る構えだ。

 人数をかけた最終ラインが、1点を追いかける相手の猛反撃を粘り強く撥ね返す――そうしたよくあるシチュエーションは、そこまで多くはなかった。

 むしろ、できるだけ敵陣でプレーしようとする。ゆっくりとボールを動かしては、コーナー付近に運んでキープ。相手に奪われても、素早いトランジションで高い位置から懸命なディフェンスを見せる。

 DFの頭数を増やして万全の態勢を整える。その一方で、なるべく自分たちでボールを保持しながら、時計の針を進めようとする。

 ボランチの三竿健斗が振り返る。

「1-0で、僕たちがもし逆の立場で負けている時、背後にボールを落とされてキープされるっていうのが一番嫌なので。それをやろうっていうのは、別に声をかけなくても、中にいる人たちでやれたことですし、そのなかでチャンスがあれば2点目を取って、試合を終わらせることを狙っていました」

 チーム全体のその振る舞いは実にスムーズで、抜かりがない。試合巧者の鹿島らしい勝ちっぷり。堂に入ったゲームの締め方で、開幕戦では苦杯を喫した広島にきっちりと借りを返した。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

【J1第24節PHOTO】鹿島1-0広島|エヴェラウドの1点を守り切り、鹿島が開幕戦のリベンジを果たす

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    12月11日発売
    WSD責任編集
    永久保存版
    ディエゴ・マラドーナ
    追悼号
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 12月10日号
    11月26日発売
    J移籍マーケット大展望
    この冬の注目銘柄は?
    J1&J2全40クラブの
    「リフォーム戦略」は?
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    12月3日発売
    移籍専門記者が解説
    超ビッグネームの
    去就予測2021
    特製壁掛けカレンダー付き!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.31
    12月8日発売
    今年も決定版が完成!
    第99回高校選手権
    選手権名鑑
    男子出場全48チームを網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ