日本代表は10月13日に、オランダ・ユトレヒトにてコートジボワール代表との国際親善試合を実施。23時45分キックオフの試合は、日本が好機こそ作ったが最後まで得点が奪えず、０－０で前半を折り返している。

　欧州遠征最後の一戦は、これまでワールドカップに３度出場しているコートジボワールが相手。2014年のブラジルワールドカップ・グループリーグで激突した前回対戦では、日本が１－２で敗れている。FIFAランク28位の日本に対し、相手は60位と格下だが、アーセナルに所属するニコラ・ぺぺやミランのフランク・ケシエなど、ワールドクラスの選手を擁する侮れない相手だ。

　森保ジャパンは、カメルーン戦から先発メンバーを７名入れ替え、４－２－３－１のシステムでスタート。注目の久保建英がスタメンに名を連ね、最前線には鈴木武蔵、ダブルボランチは、遠藤航と柴崎岳がコンビを組んだ。

　日本は立ち上がりから好機を迎える。開始２分、右サイドでの連携から鈴木武蔵が抜け出すと、ゴール前にマイナスのボールを供給。これに反応した久保建英が左足で合わせるも、シュートは大きく枠の上に外れる。
 

　高い位置でボールを奪われひやりとする場面は何度かあったが、最終ラインの４枚が冷静に対応。素早いプレッシングでボールを奪い、初戦とは違いしっかりとビルドアップをして、相手ゴールに迫る。

　６分、９分、22分と伊東純也が積極的にクロスを配給。鈴木武蔵が下がってボールを収めてポストプレーで機能するなど、連動した攻撃を見せる。しかし、なかなか最後の局面でラストパスが合わず、シュートで終われない。

　27分には、伊東のクロスのこぼれ球にペナルティエリア左手前で反応した鎌田大地が右足を振り抜くも、相手DFのブロックに遭う。

　コートジボワールは、10番のジェルビーニョがアタッキングサードでボールキープし、攻撃の起点となる。それでも室屋成と吉田麻也が身体を張って寄せ付けず、前半はスコアレスで折り返している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【代表PHOTO】日本０－０コートジボワール｜久保、伊東が先発出場！サイドから見せ場作るも、スコアレスで前半を折り返す！