「ミナミノが幸運だったのは…」“開幕節出番なし”に終わった南野拓実の今後を英国人記者が展望!【現地発】

カテゴリ:海外日本人

スティーブ・マッケンジー

2020年09月13日

クロップ監督の信頼の証し

開幕節では出番を与えられなかった南野。プレシーズンに好調だっただけに…。(C)Getty Images

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 リーズ・ユナイテッドとの開幕戦で、リバプールの南野拓実はベンチ入りしたが、出番は巡ってこなかった。彼がスターティングイレブンの常連になるには、まだ苦労を重ねるだろう。

 それは驚くべきことでも、不名誉なことでもない。南野がポジションを争っているのは、世界トップクラスのアタッカーたちだからだ。

 南野が幸運だったのは、ここまでリバプールがオフシーズンにひとりしか新加入選手を獲得していないことだ。

 正直、リバプールとユルゲン・クロップ監督の決断には驚いた。チャンピオンになった時こそ、新しい選手を加え、チームを改善しようとしなければならないと思うからだ。ティモ・ヴェルナーとは契約寸前だったようだが、彼はチェルシーに行き、実現しなかった。現時点では、アンディ・ロバートソンのバックアップとして、オリンピアコスから左SBのコスタス・ツィミカスを補強しただけだ。

 これは、良く言えば、クロップ監督が南野に対して抱いている、自信と信頼を示していると思う。指揮官は彼がチャンスを掴むのを待っているのだ。ただ、その瞬間は開幕節では訪れなかった。

 4-3というスコアで競り勝ったリーズ戦で、南野は途中出場でも起用されなかった。3人の交代選手は、いずれもアタッカーではなかったとはいえ、チャンスが与えられなかったことに変わりはない。選手としては、非常に辛いだろう。

 たしかに、南野の競争相手であるリバプールの前線トリオ(モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ)は強力だ。それでも、近い将来に売却されてもおかしくない年齢に近づいている。

 彼らは非常に優れ、人気も高い。ただ、あと数年もすれば、最高の状態を過ぎるだろう。リバプールは彼らのうち、ひとりを手放すことを決めるかもしれない。そうなれば、南野は後釜となる可能性があるため、いい“ポジション”にいると言えるのではないだろうか。

 新シーズンの最初の数か月間は、南野にとって非常に重要なものになるはずだ。プレシーズンの活躍により、ファンは期待を寄せ始めている。

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