監督の信頼を取り戻せるのか
ポルトガル1部のポルトに所属する中島翔哉は、どうやらチームに復帰できるようだ。現地時間8月21日付けでポルトガル紙『O Jogo』が報じている。
2019-20シーズンで2年ぶりにポルトガル・リーグを制したポルト。しかし、7月20日に行なわれた優勝セレモニーに、中島翔哉は姿を見せていなかった。
この一件で「1年で退団するのでは」とまで憶測が広がったが、ポルトのピンド・ダ・コスタ会長が現地紙の取材で中島の放出をきっぱりと否定。その後、ポルトガル紙『Record』は、8月初旬に「ポルトのスタッフやチームメイトに説明する場が設けられた。ナカジマは自身の不在について説明し、理解を得られたようだ」と報じていた。
2019-20シーズンで2年ぶりにポルトガル・リーグを制したポルト。しかし、7月20日に行なわれた優勝セレモニーに、中島翔哉は姿を見せていなかった。
この一件で「1年で退団するのでは」とまで憶測が広がったが、ポルトのピンド・ダ・コスタ会長が現地紙の取材で中島の放出をきっぱりと否定。その後、ポルトガル紙『Record』は、8月初旬に「ポルトのスタッフやチームメイトに説明する場が設けられた。ナカジマは自身の不在について説明し、理解を得られたようだ」と報じていた。
8月下旬に新シーズンに向けたプレシーズンが始まることを受け、同紙の番記者ブルーノ・フェリペ記者は「初日からより多くの証明をしなければならない」と綴っている。
「昨シーズンの終盤に自らを排除する原因となった問題は終結した。日本人は監督の信頼を取り戻すために新たなチャンスが得られることを確信したうえで、母国に束の間の休暇に向かったようだ。だが、トレーニング再開を迎えたならば、セルジオ・コンセイソンに対して、より自身の価値を証明しなければならないだろう」
S・コンセイソン監督は中島の不参加に対して不満を募らせていたと報じられているが、9月20日に予定されている開幕に向けて、スカッドの一員としてトレーニング参加は認めるようだ。
同紙によればポルトは8月24日から来シーズンに向けて始動。その時には、チームの輪に戻った中島の姿が見られるのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部