• トップ
  • ニュース一覧
  • 「説明が難しいことは分かっていた」ポルトGKが“蚊帳の外”だった中島翔哉に言及!「ナカは重要な存在になると思う」

「説明が難しいことは分かっていた」ポルトGKが“蚊帳の外”だった中島翔哉に言及!「ナカは重要な存在になると思う」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年08月17日

「家族のためにしたことであって、僕らに何かしたわけじゃない」

長らくチームを離れていた中島について、口を開いたマルチェシン。(C)Getty Images

画像を見る

 今シーズン、2年ぶりにポルトガル・リーグを制したポルト。しかし、7月20日に行なわれた優勝セレモニーに、中島翔哉は姿を見せなかった。

 この一件で「1年で退団するのでは」とまで憶測が広がったが、ポルトのピンド・ダ・コスタ会長が現地紙の取材で中島の放出をきっぱりと否定。その後、ポルトガル紙『Record』は、8月初旬に「ポルトのスタッフやチームメイトに説明する場が設けられた。ナカジマは自身の不在について説明し、理解を得られたようだ」と報じていた。

 そして17日、今度はこの件について初めて、チームメイトが口を開いた。『Record』のインタビューに応じた守護神アグスティン・マルチェシンは、リーグ制覇やチームメイトについて語るなかで、中島の“不在”について、このように述べている。

「異なる文化から来て、言葉も簡単ではなく、生まれたばかりの子どもがいる。説明が難しいことは分かっていたが、僕らは雇われた労働者でもある。クラブのために働くことは義務だ。だから、難しい問題だった。僕が語れることは多くはない…」

 だが、再び中島をチームに迎え入れることについては「何も問題はない」という。

「彼は家族のためを思ってしたことだ。僕らになにかをしたわけじゃない。いくら労働者だとしても、家族は重要であり、彼やみんなにとって大切なもの。職場に来る義務はあっても、こんな(コロナ禍の)状況で異国に住むことは簡単じゃないと理解しているし、理解しなければならないとも思うよ。ただ変わらないことは、僕らにはナカが必要だし、彼は僕たちにとって重要な存在になると思っている」

 とはいえ、ピッチ上での信頼を取り戻すことは簡単ではないだろう。同紙によれば中島は家族と共に一時的に帰国したようだが、ポルトは8月24日から来シーズンに向けて始動すると見られる。

 その頃には、チームの輪に戻った背番号10の姿が見られるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
「好き勝手なことを言われたよ」ポルト会長が中島翔哉の残留を断言! 優勝メダル騒動については…
「完全復帰するのは…」ポルト中島翔哉の処遇はどうなる? ポルトガル紙が来季の展望を報じる
「諦めずにトミヤスを狙っている」ボローニャ冨安健洋の獲得にローマが再浮上! 移籍金「31億円」は値下げを要求?
「カガワの足は優れていたが…」スペイン紙がサラゴサ香川真司の奮闘を称賛!「鋭いチャンスメーカーだった」
「試合が待ちきれないよ!」クラブ公式が投稿した久保建英の“右足ショット”にファン反応!「実にクールだ」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ