審判の判定への不満がきっかけとなり…
リバプールは2連覇していたマンチェスター・シティに約20ポイントの勝点差をつけ、30年ぶりとなる悲願のリーグタイトルを獲得した。ユルゲン・クロップ監督率いるチームの偉大さに疑いの余地はない。
一方で、チェルシーのフランク・ランパード監督は、そのリバプールに「他への敬意を欠いてはいけない」と主張した。ランパードが率いるチェルシーは、リバプールが試合後にトロフィーを掲げて優勝を祝った7月22日の第37節で3-5と敗れている。
その試合の前半、ランパードは判定を巡ってクロップらリバプールのベンチと口論した。複数の英メディアによると、チェルシー指揮官はマテオ・コバチッチのファウルと判定されたことに激昂。第4審判に抗議した際、リバプール陣営の対応に不満を感じたようだ。
一方で、チェルシーのフランク・ランパード監督は、そのリバプールに「他への敬意を欠いてはいけない」と主張した。ランパードが率いるチェルシーは、リバプールが試合後にトロフィーを掲げて優勝を祝った7月22日の第37節で3-5と敗れている。
その試合の前半、ランパードは判定を巡ってクロップらリバプールのベンチと口論した。複数の英メディアによると、チェルシー指揮官はマテオ・コバチッチのファウルと判定されたことに激昂。第4審判に抗議した際、リバプール陣営の対応に不満を感じたようだ。
報道によれば、ランパードはスラングを交えて「座ってろ」「失せろ!クソッタレ」などと言い放ったことが音声に残っている。映像で見る限り、落ち着くようにうながしていたクロップも、ランパードの言葉に途中でいら立ちを覚えたようだ。
試合後、ランパードは英衛星放送『Sky Sports』で「私からしたら、あれはコバチッチのファウルではなかったし、多くのことがウチに不利となっていた。ただ、クロップとは問題ない。彼のチームのマネジメントの仕方はファンタスティックだった」と話している。
「リバプールはよくやった。彼らはリーグを制覇したんだ。ただ、それでごう慢になり過ぎるべきではないね。それがわたしのポイントだ。ただ、もう終わったことだよ。試合では感情的になることもある。それだけだ」
念願の王座を手にした名門リバプールは来季、その地位を譲るまいと意気込んでいる。一方で、大差をつけられた他の強豪たちも雪辱を期している。来季の戦いからも目が離せない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部