「格の違いを見せたかった」U-19日本代表、FW染野唯月が紅白戦で猛アピール! 鹿島の逸材ルーキーがこだわり続けるモノ

カテゴリ:Jリーグ

安藤隆人

2020年07月16日

クラブではサイドハーフ起用も強気の姿勢「出たからには結果が求められる」

怪我の影響で遠ざかっていたU-19日本代表に招集された染野。紅白戦で1ゴールを挙げ、自身の価値を証明した。写真:徳原隆元

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 10月にU-19アジア選手権(U-20ワールドカップ・アジア最終予選)を控えたU-19日本代表は、7月11日から15日にかけて千葉県で5日間の合宿を行なった。

 合宿最終日に行なわれた30分×2本の紅白戦において、鹿島アントラーズのFW染野唯月がキレのある動きで存在感を放った。

「やっぱり代表でも何か違いを生み出さないといけないと思っています。上を目指すためには代表でも自分の良さを出しながら、違う何かを出さないといけないと思っていた」

 2トップの一角として出場すると、1本目の21分に左からのパスを鮮やかなファーストタッチでコントロールして持ち込み右足一閃。ゴールに突き刺した。

 染野はすでに鹿島でJデビューを飾り、J1・3節の北海道コンサドーレ札幌戦と、4節の浦和レッズ戦でもスタメン出場を飾るなど頭角を現わしている。13日にチームに合流し、軽快な動きを見せ続けた彼にとって、この紅白戦でのゴールは重要な1点となりそうだ。
 
「Jリーグでもなかなか点が入らない中で自分に欲しかったのは点なので、まずは紅白戦ですがゴールを決めることができたのは、自分にとっていい方向に向いたと思います」

 デビュー戦となった2節の川崎フロンターレ戦では、交代出場からバー直撃のシュートを放った。プロ初ゴールの可能性を漂わせたが、3試合出場していまだゴールはない。

 札幌戦、浦和戦は慣れない右サイドハーフでのプレー。ポストプレーとフィニッシュだけでなく、サイドでの高いアップダウンを繰り返し、クロスやプレスバックなど、より多くのタスクをこなそうとするあまり、彼の持ち味であるゴールへの迫力がなかなか出せなかった。特に逆サイドにボールがある時に、大外からゴール前にスプリントを仕掛けるが、クロスが届かずに表情をしかめるシーンも多く見られた。

「サイドハーフだと縦の運動量も大事ですし、逆サイドから強く呼ばないとボールが来ないのは難しさを感じます」と素直に認めつつも、「どのポジションだろうと出たからには結果が求められる世界なので、点が取れるようにしないといけないと思います」と、プロの世界に身を置く以上、ゴールという結果にこだわる姿勢を見せた。

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