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鳥栖でレギュラーを掴み、U-19日本代表に選出された本田風智。同僚の“逸材”に対しては「常に悔しさが…」

カテゴリ:日本代表

古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

2020年07月14日

一番大事なのは「鳥栖で試合に出続けること」

約1時間の午後練習に取り組んだ本田。代表では4-4-2のサイドハーフでプレーする。写真:徳原隆元

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 U-20ワールドカップ出場を懸けたアジア最終予選(U-19アジア選手権)に向け、U-19日本代表がJFA夢フィールド(千葉)で合宿を敢行。

 合宿4日目となる14日は、11日と12日のJリーグに出場した選手たちも含めて練習は午前、午後の2部。午後のトレーニングはウォーミングアップとして少ない人数でのパス交換から始まり、フリーマン付きのハーフコートでの6対6、11対11のフルコートゲームも行なった。

 約1時間の午後練習の後、ZOOMで取材に応じた本田風智(鳥栖)はトレーニングをこう振り返った。

「もっともっとやりたいことだったり、自分のプレーを味方に伝えていけたらいいなと思いました。鳥栖で試合に出続けることや、活躍するのが代表につながってくると思う。まずは自分のチームで試合に出ることにこだわっていきたい」
 
 言葉通り、所属する鳥栖では開幕戦から4試合連続でスタメンを勝ち取り、攻撃にアクセントを付けている。その活躍が評価され、今回の招集につながった部分もあるだろう。また、今回の合宿では同じ鳥栖U-18出身で同学年の“逸材”松岡大起も招集されている。

「去年から(松岡)大起は(トップチームの試合に)出ていて、自分は出ていない状況。注目度でも大起が上なので、常に悔しさはある」

 確かに松岡は高3年次の昨季からトップチームの試合にでている一方、本田が試合に出始めたのは今季から。高卒1年目でレギュラーに定着しているだけでも十分だが、本田は現状に満足せず、すでに次のレベルを見据えているようだ。

 鳥栖ではインサイドハーフでプレーする機会が多く、代表では4-4-2のサイドハーフ。クラブと代表の役割は違うだろうが、何度も口にしたのは「クラブで試合に出続けること」。明日まで続く代表練習でアピールし、チームに戻ったからも試合に出続けられるか。まずはU-19アジア選手権のメンバー入りが目標となる。

取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
 
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