フットボーラーの気になるパートナーの素性を紹介するのが『ワールドサッカーダイジェスト』誌で好評連載中の「“WAGs”pedia」。第14回目は、19年６月から恋人ディバラとトリノで同棲する歌手のオリアナ・サバティーニだ。

【プロフィール】
●オリアナ・サバティーニ　ORIANA SABATINI
●生年月日：1996年４月19日（24歳）
●職業：歌手、女優、モデル
●出身地：アルゼンチン
●身長：172cm

【幼少時代】
　いずれも役者だったアルゼンチン出身の父とベネズエラ出身の母の下、ブエノスアイレスで1996年に誕生。ピアノとダンスが大好きな子供で、夢は歌手だった。

　８歳の時には作曲を始め、自宅のガレージでリサイタルを開いて近隣住民からお小遣いをもらっていた。
 
【職業】
　13歳の時にモデル業を始め、その２年後には母とウルグアイのテレビ小説に出演した。17年４月からは女優業と並行しながらソロシンガーとして活動。デビューシングルの『ラブ・ミー・ダウン・イージー』は、自身のユーチューブ・チャンネルで再生回数が750万を突破するなど代表曲として知られる。

　今後の目標については、「私の歌う曲がもっと世界中で聞かれることね」と語る。
 
【初対面】
　17年７月、ブエノスアイレスで開催された世界的な人気歌手アリアナ・グランデのライブに前座アーティストとして参加。その際にＶＩＰ客だったディバラと知り合って連絡先を交換し、数か月後にメッセージが送られてきた。

　しかしサッカーに疎くアルゼンチン代表ＦＷをテニス選手だと勘違いしていたオリアナ（自身の叔母ガブリエラ・サバティーニは90年代に活躍したテニスプレーヤー）は、「父にパウロ・ディバラを知ってる？って聞いたら、すごく笑われたわ」という。

　それでも連絡を重ねるうちに礼儀正しく気配りができる人柄に惹かれて交際に発展し、18年７月にはギリシャのエーゲ海でバカンスをともに過ごして付き合いが公になった。アルゼンチンとイタリアの遠距離恋愛を経て、翌年６月からトリノで同棲をスタートされた。

　現在は４月下旬から飼い始めた秋田犬のカイアとともに生活する。
 
 【タトゥー】
　17年７月に飼っていたフェレットのココを亡くし、その翌月には自身の右肩に名前のタトゥーを彫る。「あなたはあまりにも早く死んでしまったわ……。ともに過ごした時間が私と同じくらい幸せだったことを願っている。永遠に愛しているわ」とＳＮＳで別れを惜しんだ。

【トピック】
　恋人ディバラとともに新型コロナウイルスに感染し、３月21日から自宅で隔離生活を強いられる。
　
　同月31日にＰＣＲ検査を受けて陰性と判定されたが、その３日後の検査では再び陽性に。オリアナは「私たち人類はこの感染症に関する知識がまだ十分ではない。ウイルス消滅に15日程度の隔離生活では不十分なの」とインスタグラムで注意を促した。

　幸いにも自身は４月28日に、ディバラも５月７日に完全回復したことを報告している。

 ※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年６月18日号より転載・加筆