横浜FCは７月10日、クラブの公式YouTubeチャンネルを更新し、所属３選手によるレジェンド対談の中編を公開した。配信は前編、中編、後編の全３話構成となっている。

　７月４日に１本目が公開された同企画は、三浦知良、中村俊輔、松井大輔の３選手が揃って出演し、ここでしか聞けない内容を話す対談企画となっている。

　２本目の投稿となった中編では、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中断されていた期間の過ごし方に話題が及ぶ。

　それぞれ、自宅でのトレーニングやチームからのメニューをこなしながら、ランニングに出かける事があったと言うが、「アスファルトの道はちょっとキツイね。50超えてからキツく感じる」とカズが語ると、「疲れが抜けなくなるのは40ぐらいから」と中村も続ける。

　最年長53歳のカズ、42歳の中村、39歳の松井とベテランの３選手によるトレーニング談義は続き、年々「キャパが減ってくる」（中村）「よく『練習は裏切らない』っていうけどさ、裏切るようになってくる」（カズ）と語るものの、ふたりともチームでも１、２を争うほど練習熱心。32、３歳まで筋トレもやっていなかったことを告白する松井も、「二人とも練習終わってからも自主練するじゃないですか。そのココロが分からない」と驚きを隠せなかった。
 

　さらに動画では、３選手とも経験している海外生活にも話題が及び、カズはサポーターとの関係について「リスペクトはあるけど、要求もすごくあった」と語り、試合後に車が燃えていたり、タイヤが無くなっていたり、チームバスを持ち上げられたりと生で目撃してきた仰天エピソードも紹介された。

　また、過去に対戦したチームや、一番印象に残っている選手などここでしか語られていない話題も盛りだくさんの約19分に及ぶ動画となっている。

　そんなレジェンド３選手が所属する横浜FCは７月12日、ホームのニッパツ三ツ沢球技場でベガルタ仙台と対戦する。今節からは制限付きながらスタジアムに観客を入れての開催となる。ファンの目の前でレジェンドたちはどんなパフォーマンスを見せてくれるか、注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部