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【広島】再開初戦で記念すべきJ1初ゴール! 日本代表戦士の弟・浅野雄也はチームの重要なピースとなりえるか

カテゴリ:Jリーグ

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年07月05日

兄とはライバル。思わぬ形での投入も堂々とプレー

J1初ゴールを飾った浅野。予想外の緊急投入となったが…。写真:滝川敏之

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[J1リーグ2節]神戸0-3広島/7月4日(土)/ノエビアスタジアム神戸

 日本代表FW浅野拓磨の弟・雄也がJ1出場2試合目で記念すべき初得点を挙げた。

 浅野は、開始20分にMF柏好文が負傷したことで急遽途中出場。思わぬ形での投入となったものの、臆することなく積極的に攻撃に加わり、相手がボールを保持する時間が多い展開の中でも、交代する86分まで果敢にチェイシングを繰り返した。

 待望のJ1初ゴールが生まれたのは後半開始直後の48分だった。アタッキングサードでの素早いパス回しからペナルティエリア手前中央の川辺駿にボールが渡ると、ディフェンスラインの裏へ斜めに走り込んできた浅野に正確な縦パスを供給。これを浅野は左足のダイレクトでゴール左上に突き刺した。

「アクシデントで出番が早かったんですけど、自分はいつ出てもいいように準備をしていたので、なんの問題もなく入れました」

 そう話す浅野は、昨夏に水戸から兄・拓磨の古巣でもある広島に完全移籍するも、2019年はそのまま水戸に期限付きで残留。今季レンタル復帰を果たした際にはクラブのリリースで、「ライバルとして、お互い刺激し合いながら頑張っていきたい」と兄からメッセージも寄せられていた。
 
 J1で初となる自身のゴールシーンについて浅野は、「最後の裏への抜け出しっていうのは自分の特徴でもある」と自信を口にし、「あの際どいところで(川辺)駿くんがとても良いパスを出してくれたので、あとは本当に決めるだけでしたね」と先輩への感謝も忘れず、謙虚に振り返っている。

 実質1年目となる広島で、いずれも途中投入ではあるが、リーグ戦に2試合連続で出場。ついに結果で実力を示した。「今日来れなかった広島で残っている選手たちにも、本当に紅白戦から激しいライバル争いが出来ていたので、チームのおかげだなと思います」と好調の要因を口にした浅野。主にシャドーやウイングバックを主戦場とし、スピードを生かした突破で攻撃に推進力を生む。過密日程となる今季、広島にとって重要な戦力となりそうだ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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