• トップ
  • ニュース一覧
  • 【日本代表】FWの選手選考はコンディションを最重視すべき。仮にそうなれば、マジョルカで不可欠となった久保建英が…

【日本代表】FWの選手選考はコンディションを最重視すべき。仮にそうなれば、マジョルカで不可欠となった久保建英が…

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2020年06月06日

「ゴール前では氷のように冷静で冷たく」(オシム)

久保は今後日本代表でどんな立ち位置になるのか。注目度は高い。写真:サッカーダイジェスト

画像を見る

 代表チームにおける選手選考のポイントはどこにあるのか。FWに関しては、その時にクラブで結果を残している選手を使うべきだと主張するのが、元日本代表の福田正博だ。

「途端にコンディションが上がったり、下がったりするのがフォワードの特徴のひとつ。自分の場合、その波が下がった時に迎えたのが(アメリカ・)ワールドカップのアジア最終予選だった。クラブでの調子が悪いから自信を持てない。その状態でプレーしても結果が出ないことを当時の経験から自分は知っている。だから、結果を重視したほうがいいと思うわけだ」

 FWにとって重要なのは、余裕、だという。

「フォワードは結果を出して自信を持てるようになる。自信は何かと言うと、ゴール前で点を取るために一番必要な要素。それが落ち着き、余裕なんだよね。(イビチャ・)オシムさんの言葉を借りれば、『ゴール前では氷のように冷静で冷たく』となる。そういう状態になるためには、結果を残すことで得られる余裕が必要なんだよね。だから日本代表の試合で使うべきフォワードは、コンディションの良い、結果を残している選手だと思っている」
 
 新型コロナウイルスの影響で延期を余儀なくされているカタール・ワールドカップのアジア予選。2次予選の残り4試合を今年の10月、11月に行なう方針になったが、臨機応変に対応すべき状況下で森保ジャパンはどんなチーム構成で臨むのか。練習時間が限られ、組織的な構築まで手が回らないようなら、頼るべきは個の力だろう。そうした考えを森保一監督が持っているなら、コンディションの善し悪しが選手選考で最重要なポイントになる可能性はある。

 そうなれば、マジョルカで今や不可欠な存在となった久保建英が、このまま怪我もせず来季もピッチで存在感を示せば──。A代表戦でスタメンを張っても決して不思議はない。

構成●サッカーダイジェスト編集部
【関連記事】
玉田圭司が選ぶJ歴代ベスト11「目指すは究極のサッカー!一番思い入れが強い選手は…」
清水の鄭大世に「なんでJリーグにいるのかな」と言わしめたハイレベルな2選手は?
「マドリーはクボの将来をほぼ決定した」久保建英は来季どこでプレーするのか?地元メディアが報じる!
並み居る逸材を抑えて欧州5大リーグで堂々の2位! 英データ社が注目した久保建英の記録とは?
小野伸二は「日本の宝」で「最高傑作」。“J歴代ベスト11”で称賛の嵐! 中村俊輔も「シンジしかいない」と認める

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年6月号
    5月10日発売
    KASHIWA REYSOL
    柏レイソル大解剖
    魅惑的な「リカルド戦術」の正体
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年6月5日号
    5月15日発売
    識者を唸らせたのは誰だ!?
    ②024-2025シーズンの
    BEST PLAYER
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ