「これでまた延期が長引くと思う」ヴァスコの選手19人感染を受け、本田圭佑が心境を吐露

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年06月01日

23日にブラジルは世界2位の感染国に…

思わず心境を吐露するような投稿をした本田圭佑。(C)Getty Images

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 現地時間5月31日、ブラジルの名門ヴァスコ・ダ・ガマが、6月1日からの練習再開を前に実施した新型コロナウイルス感染の検査の結果、19人の選手に感染が確認されたと発表した。

 この一報を受けて6月1日、同じリオ・デ・ジャネイロ州に本拠地を置くライバルチーム、ボタフォゴに所属する本田圭佑は、自身のツイッターを更新。同ニュースをリツイートするとともに「これでまた延期が長引くと思う」と率直な感想を投稿した。

 この投稿にフォロワーから以下のようなコメントが寄せられた。

「ボタフォゴでも検査はされてるのか気になります」
「何よりも先が見えないのが苦しいですね」
「こんな時でも前を向いて、トレーニングしてる本田選手を尊敬してます」
「ウイルスも治安も心配です。どうかお気をつけ下さい」
「頑張れ世界」
 
 日本での緊急事態宣言は解除されたものの、米ジョンズ・ホプキンス大学の集計で日本時間の5月31日、世界の感染者が累計600万人を突破したという。欧州では感染者拡大のペースが緩み、ブンデスリーガの再開など社会・経済活動再開の動きが出始めている。その一方でブラジルを筆頭に5月以降、南米での感染拡大のペースが上がってきているという。5月23日にはブラジルの感染者数が33万人となり、世界で2番目の多さとなった。

 そんな中でも、ブラジルのボルソナロ大統領は新型コロナウイルスを「ちょっとした風邪」と軽視し、早期の経済再開を求めている。ここ数日、サンパウロでは大統領支持派と反大統領派のデモ隊がにらみ合うなど国内では社会の分断が起こっている。

 これから冬を迎えるブラジルでは今後さらに厳しい状況になることも懸念される。リーグ戦の再開もさることながら、本田の身の安全を願わずにはいられない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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