• トップ
  • ニュース一覧
  • 【セルジオ越後】Jの対戦カードは6月15日頃に発表? それまでサッカーのニュースはどうするの?

【セルジオ越後】Jの対戦カードは6月15日頃に発表? それまでサッカーのニュースはどうするの?

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年05月30日

多くのリスクがあるなかでの再開。こんなシチュエーションだからこそ…

J1の再開は7月4日に決まったが、対戦カードの発表はさらに2週間後に。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 いよいよJリーグの再開日程が決まったね。先行してJ2の再開とJ3の開幕が6月27日となり、J1の再開が7月4日になった。当面は無観客での試合開催となって、7月10日以降の試合から段階的にお客さんも入れるということだ。

 本当に今季の開幕前には思いも寄らなかった事態で、普段の経済活動など様々な分野にまで、新型コロナウイルスはいろんな影響を及ぼしている。スポーツ界もこうした感染症の甚大な影響を受けるのは、ほとんど初めての経験と言っていいだろう。いろいろと模索しながら物事を決めざるを得ないようだね。

 そんななかでJリーグは6月末から7月頭にかけて再開することを決めたわけだけど、無観客とはいっても様々なリスクを抱えてやることになるのは間違いない。地域ごとのブロックに分けて試合をするようだけど、コンサドーレのようにどうやっても長距離移動を強いられるチームもあるし、選手やチームスタッフだけでなく、試合関係者もしっかりと検査を受けて万全の態勢を整えなければ、感染を拡大させる恐れもある。感染の第2波、第3波を予見した備えも必要だろう。

 もちろん、これから夏にかけては気候の問題も出てくる。コロナ対策に気をとられて、熱中症対策や悪天候への備えが疎かになってもいけない。まったく、選手たちも戦うべき敵はピッチ上だけではないようだ。サッカーに集中するのもひと苦労だね。

 これだけのリスクがある中で、選手たちも再開に向けていよいよ屋外でのトレーニングをスタートさせている。各クラブ、練習試合の予定もまだ出ていないようだけど、果たして準備期間は十分なのか心配だよ。さっそく、大久保が不安の声を上げていた報道を目にしたが、選手たちがそう思うのも無理はないね。

 リスクを承知で再開するわけだから、Jリーグはいかに万全な環境を整えられるかが大前提。そして選手たちは、感染予防対策はもちろんのこと、やるからにはピッチ上でいかにプロフェッショナルなパフォーマンスで見る人に感動を与えられるか。こんなシチュエーションだからこそ、そうした部分を追求してほしい。
 
【関連記事】
セルジオ越後が選ぶJ歴代最強チーム「93年のヴェルディは個性的で“プロ”の格式があった」
セルジオ越後が選ぶJ歴代ベスト11「他の10人も”別格”と認めるだろうベストプレーヤーは…」
【セルジオ越後】ジーコ批判の真実と「辛口」評論家と言われて日本人と日本のメディアに思うこと
小野伸二がセルジオ越後氏への想いを激白!「なんなんだ、この人はって」
「地域に還元することも考えている」村井チェアマンが語るJリーグ再開に向けた、全選手へのPCR検査

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ