【移籍市場超速報】L・アドリアーノ移籍が破談で、ローマはドゥンビアにターゲット変更 etc.

カテゴリ:ワールド

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2015年01月30日

インテルのDF補強は二転三転。

雲行きが怪しくなったL・アドリアーノから、このドゥンビアにターゲットを変更。クラブ間の交渉を一気にまとめ上げたローマだが、本人との合意はまだだ。

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【ローマ】ルイス・アドリアーノは破談、ドゥンビア獲得へ
 
 マッティア・デストロをミランに放出したローマが、その穴埋めとしてルイス・アドリアーノ(シャフタール・ドネツク)の獲得に動いていたのは既報の通り。しかし交渉が停滞して獲得が困難になったため、ターゲットをコートジボワール代表FWセイドゥ・ドゥンビア(CSKAモスクワ)に変更、一気にクラブ間の交渉をまとめ上げた。
 
 まだ選手本人の同意は取れていないが、リュディ・ガルシア監督が直接電話で説得に当たっている。イングランドからもオファーが舞い込んでいるドゥンビアは、はたしてローマ行きを決断するか。
 
 ちなみに、ローマはマルコ・ボッリエッロも放出リストに挙げており、ジェノアが獲得に興味を示している。
 
【インテル】ロドルフォ獲得交渉が停滞
 
 インテルはディフェンダーを必要としている。それは確かだ。しかしどれが「正しい」名前なのかはまだわからない。
 
 現時点での第一候補は28歳のブラジル人CBロドルフォ(サンパウロ)。インテルのオファーは、6月30日まで半年間の有償レンタル(30万ユーロ=約4200万円)、半年後に400万ユーロでの買い取りオプションを行使するか、さらに1年間レンタルを延長するかが選べる、というもの。
 
 これに対しサンパウロは、130万ユーロ(約1億8200万円)で18か月間のレンタル、さらに現在インテルからキエーボにレンタルされているルベン・ボッタ、あるいはエンポリに貸し出し中のディエゴ・ラクサールを交換でレンタルという条件を要求している。
 
 しかし、すでに来夏の加入でグラナダのCBジェイソン・ムリージョの獲得を決めているインテルにとって、18か月というレンタル期間を確約するのは得策ではない。それもあって、もうひとつの選択肢としてディナモ・キエフでクロアチア代表のCBドマゴイ・ヴィーダにもアプローチしている状況だ。
 
オスバルドはユベントス以外の移籍先を拒否
 
 一方、ロベルト・マンチーニ監督やマルコ・イカルディとの口論などを理由にチームから外され、放出リストに挙がっているイタリア代表FWパブロ・オスバルドは、これまでに話があったトリノ、カリアリ、ミラン、QPRへの移籍をすべて拒否、ユベントスからのオファーを待っている。
 
 ただしユベントスがFWの補強に動くのは、MLSのトロントFCと契約を交わしたセバスティアン・ジョビンコの移籍が予定の7月から1月に早まった場合のみ。両者の運命は密接に絡み合っている。
 
【シャルケ】フェリペ・サンターナがオリンピアコス移籍へ
 
 シャルケのブラジル人CBフェリペ・サンターナがブンデスリーガに別れを告げることになった。
 
 移籍先はギリシャのオリンピアコス。サンターナは、シャルケがマンチェスター・シティからセルビア代表CBマティヤ・ナスタシッチをレンタルで獲得したため余剰戦力となり、放出リストに挙がっていた。
 
 シャルケはそのオリンピアコスでプレーする22歳のスイス代表MFパイティム・カサミに興味を示しているが、移籍交渉はサンターナとは切り離して行なわれることになる。
 
【ユベントス】ネトと来シーズンからの契約で合意
 
 ユベントスは、今シーズン一杯でフィオレンティーナとの契約を満了するブラジル人GKネトと、7月1日から契約を交わすことで合意に達した。
 
 ネトは契約延長を拒否したことで事実上の戦力外扱いを受けており、ユベントスは移籍を1月に早めたい意向だが、フィオレンティーナがこれに応じる可能性は薄い。
 
【翻訳】
片野道郎
 
翻訳者からのごあいさつ
 イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
 
 イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
 
 セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
 
 ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
 
 ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
 
 そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)

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