【名古屋】中断期間もポジティブに。不確定要素ばかりも阿部浩之が前向きに考える理由

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2020年05月08日

自主練再開には「自分なりに気持ちよくできた」

自主練後にオンラインで取材に応じた阿部。今の心境などを語ってくれた。

画像を見る

 新型コロナウイルスの影響でリーグ延期が続くなか、名古屋はトップチームの活動を休止しているが、4月30日からグラウンドを開放。グループごとに時間帯を分け、自主トレーニングを行なえる体制を整えている。

 トレーニングは、コンタクトプレーなどの接触を避け、選手間の距離を保ち、「3密」対策や感染症拡大防止の対応も徹底。そのなかで5月7日には、練習を終えた阿部浩之がweb会議システム「Zoom」を介して取材に応じた。

「良い天気でしたし、自分なりに気持ちよくできたと思います」と振り返った阿部は、芝生の上でボールを蹴れる喜びを感じた様子。

「今はグラウンドに来られるようになったので、家ではストレスを溜めないこと、リラックスすることを大前提に考えています。家にずっといなくちゃいけない時と比べればだいぶ良くなっています」とも語る。
 そして緊急事態宣言が延長されるなど、リーグ再開の目途が立たない状況にも、常に泰然自若な男は前向きな言葉を口にする。

「ネガティブには考えていないので、僕らだけでなく日本全体がそういう形なので、リーグが始まったら始まったなりにできると思いますし、今は自粛して、自分にできることをやりたいです」

 もし今後リーグが再開された場合、連戦やレギュレーションの変更(降格なしなど)がプレー面に影響を及ぼしそうだが、そんな周囲の心配もどこ吹く風だ。

「正直、不安はまったくなくて、始まれば連戦が続きますが、個人の意見としては連戦のほうが好きですし、試合がガンガンあったほうが良いので、逆に楽しみというか。それほどの連戦は今まで経験したことはないですし、これだけ試合が続いたらこうなるんだというひとつの経験になるので、ネガティブに捉えずにやっていきたいです。

(降格なしに関しては)僕は一選手ですし、戦い方は監督が考えることです。ですので僕は勝つことだけしか考えていないですが、降格がなくなると、同点だった場合は点を取りに行けるリスクを負えるとは思います。それも新しい変化で正直、楽しみでもありますね」
【関連記事】
セルジオ越後が選ぶJ歴代ベスト11「他の10人も”別格”と認めるだろうベストプレーヤーは…」
風間八宏が選ぶJ歴代ベスト11「伸二と嘉人は日本が生んだ天才」
【名古屋】千葉和彦が小学生5人からの直球質問に“面白”回答!話題沸騰グッズの製作裏話も
【名古屋】“猫好き”米本拓司が素の姿を披露。サポーターとの交流に「意外な一面を…」
【風間八宏コラム/自分に、期待しろ】「意識すべき“目”の重要性と怖さ」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ