治療中に決勝点を献上
現地時間2月26日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)のラウンド・オブ16第1レグで、ユベントスは敵地で0-1の敗戦。クリスチアーノ・ロナウドやパウロ・ディバラなどのタレントを擁するイタリアの絶対王者が、1点も奪えずに沈黙した。
この結果とともに大きな反響を呼んでいるのが、ユーベのDFマタイス・デリフトの負傷だ。
29分、セットプレーのために敵ゴール前に上がっていたデリフトは、競り合いの中でリヨンの選手や同僚のアレックス・サンドロと交錯。この際にスパイクが頭部に当たって出血し、ピッチ外での応急手当を余儀なくされた。しかも、この治療中にリヨンのリュカ・トゥザールに決勝点となるゴールを許してしまったのだ。
患部を中心に包帯で頭をぐるぐる巻きにし、医療用ネットを被ってピッチに戻ったデリフトの姿に、現地メディアやファンは様々なリアクションを見せている。
この結果とともに大きな反響を呼んでいるのが、ユーベのDFマタイス・デリフトの負傷だ。
29分、セットプレーのために敵ゴール前に上がっていたデリフトは、競り合いの中でリヨンの選手や同僚のアレックス・サンドロと交錯。この際にスパイクが頭部に当たって出血し、ピッチ外での応急手当を余儀なくされた。しかも、この治療中にリヨンのリュカ・トゥザールに決勝点となるゴールを許してしまったのだ。
患部を中心に包帯で頭をぐるぐる巻きにし、医療用ネットを被ってピッチに戻ったデリフトの姿に、現地メディアやファンは様々なリアクションを見せている。
『Mirror』紙は「ピッチでの流血騒ぎ。まるでホラーのような場面だった」と驚きを隠せず、同じく英紙『The Sun』は「痛ましいデリフトの負傷。だが、彼のユニークな包帯姿は、一部のファンを驚かせた」と報じ、ファンの声を紹介している。
「ワオ、彼はクエンティン・タランティーノの映画の出演者になったんだな」
「何があったのか分からないが、デリフトはソルジャーとなった」
「(ボクシングWBC世界ヘビー級王者)タイソン・フューリーと対戦したかのような出血」
「帽子を被った男の子がピザを注文しに行っているようだ」
「口には出しにくいけど、ものすごくとあるゴムを被ったもの思い出させる姿だ」
また、「負傷しても闘志を喪わないのは、ジョルジョ・キエッリーニの系譜だ」と、かつてCLで頭部を負傷したCBを引き合いに出したコメントもあった。
現地メディアによれば、ユーベは「デリフトの負傷は出血の多さとは比例しない。比較的軽症である」と発表。今後の試合にも問題なく出場できるようだが、頭部の負傷には危険が伴うため、マウリツォオ・サッリ監督は「様子を見る」と発言した模様だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部