「努力次第で技術は上がる」昨季MVP&得点王の仲川輝人が語る美学

カテゴリ:Jリーグ

渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年02月14日

昨季の湘南戦で結実したシュートイメージ

「研究されてもそれを超える選手になる」と語る仲川輝人。写真:徳原隆元

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 昨シーズンの得点王にしてMVPの仲川輝人は、新シーズン更なる飛躍を目指す。

 2月14日に都内で開催された、Jリーグのキックオフカンファレンスに、王者・横浜F・マリノスの代表として登壇した仲川はこう振り返った。

「(タイトルを獲って)他からの見られ方が変わった、サッカーを観てない方にも知られてきた。ただ、この1年だけで終わらないように、今年も名前を覚えてもらえるような活躍をしないといけない」

 そのために見つめ直しているのが自身の得点パターンだという。右利きの仲川は右ウイングを主戦場としてきた。利き足とは逆のサイドにポジションを取り、よりカットインからシュートを打ちやすくするという考えもあるなか、美学とも言えるこだわりを見せる。

「右利きだけど左足を鍛えよう。そういったオプションというか選択肢があっても良いと思っています。特に右からカットインして左足で巻いたシュートをイメージしています。それに対応されても、縦に行って右足のクロスを送るというのも、右足は右足でもともと蹴れる自信もある。カットインでも縦でもとなれば、どっちも対応しづらいのかなと。左足は大学当時からずっと練習はしていました。それが去年はバッチリ出来た」
 
 そのイメージが結実したというのが、昨季の第29節、湘南戦の39分に決めた先制点だった。逆サイドから繋がれたパスを、ペナルティエリア内右で受けると、鋭くカットインしてから、左足でファーサイドへ巻いたシュートを放った。

「練習のたまものというか、努力次第で技術は上がるし、それが試合で通用すると自信にもなりますよね。普段から居残り練習で、納得いくコース、シュートが出てないとやり続けています」

 積み上げてきたものが開花し、結果、そして自信へとつながった。

「去年よりもさらに研究されるでしょうし、質だったり、ハードワークだったりと、より一層高めていって、連覇を狙いたい。全てのタイトルを獲れる立ち位置にいるので、全部狙っていきたい」

 昨年獲ったタイトルを糧に、飛躍を目指す仲川。今季はより”止められない”選手となりそうだ。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

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