「サイドのレジスタだ」と高く評価
守備の国イタリアで1年目のDFが活躍するのは、決して簡単なことではない。だが、ボローニャの冨安健洋は、カルチョの世界で高く評価されている。
ベルギーのシント=トロイデンから加入した冨安は、右SBのポジションでレギュラーの座を手にしている。23節を終えたセリエAで17試合に出場、うち16試合でフル出場している。ピッチに立てなかったのは、負傷していた秋の5試合と、累積警告で出場停止だった2月1日の22節ブレッシャ戦だけだ。
テクニカル部門を統率するワルテル・サバティーニも、冨安に大きな賛辞を寄せたている。
『Tuttomercatoweb.com』によると、地元メディアに対し、サバティーニは「彼はCBだ。リッカルド(・ビゴンSD)とボローニャが勇敢な選択をしたんだよ。EU圏外の選手だし、シント=トロイデンでプレーしていたのだからね」と述べた。
ベルギーのシント=トロイデンから加入した冨安は、右SBのポジションでレギュラーの座を手にしている。23節を終えたセリエAで17試合に出場、うち16試合でフル出場している。ピッチに立てなかったのは、負傷していた秋の5試合と、累積警告で出場停止だった2月1日の22節ブレッシャ戦だけだ。
テクニカル部門を統率するワルテル・サバティーニも、冨安に大きな賛辞を寄せたている。
『Tuttomercatoweb.com』によると、地元メディアに対し、サバティーニは「彼はCBだ。リッカルド(・ビゴンSD)とボローニャが勇敢な選択をしたんだよ。EU圏外の選手だし、シント=トロイデンでプレーしていたのだからね」と述べた。
「彼はボローニャに残る。だが、すでに今でもマンチェスター・ユナイテッドでもプレーできるはずの選手だよ。あらゆる目標の達成を考えることができる。日本人らしく、規律が素晴らしい。それに、彼は自分に関する計画を持っていると思う。自分が何をやりたいか、ということに対するビジョンがはっきりしているんだ」
さらに、サバティーニは「わたしにはローマ時代にマイコンのような、こういうった特徴の選手がいた」と、称賛を続けている。
「マイコンはローマでサイドのレジスタだった。冨安は、彼のことをすごく思い出させてくれるよ。まだ21歳だ。最高のレベルにたどり着くだろうね」
数々の名選手を発掘し、カルチョの世界で長きにわたってディレクターを務めてきたサバティーニの賛辞は、冨安の1年目がいかに素晴らしいかを物語っているといえるだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部