「もう赤い血じゃなく、緑の血が…」浦和から移籍して5年目を迎える岡本拓也が湘南キャプテンに選ばれたワケ

カテゴリ:Jリーグ

佐藤亮太

2020年02月11日

「キャプテンはチームが一番大事にしているものを持っている選手にしたかった」と指揮官

今季からチームキャプテンを任されることになった岡本。湘南スタイルをさらに進化させていくと意気込む(写真は昨年の試合)。写真:田中研治

画像を見る

 パワハラ報道に揺れた2019年は、リーグ16位で終わり、プレーオフまで戦い抜いた末に、首の皮一枚でJ1残留を決めた。その湘南ベルマーレの今季のキャプテンに、DF岡本拓也が就任した。

 岡本によるとキャプテンへの打診があったのは始動日の1月10日、浮嶋敏監督から直接、受けたという。
「監督からは普段の練習の姿勢、チームメイトからの信頼の厚さから選んだと言われた。そうやって評価してもらえたことは嬉しいし、純粋に光栄に思う。自分としては新たなチャレンジだと思う」と前向きにとらえている。

 ただ本人も「キャプテンのキャラクターじゃない」と話すように、傍目から見ても意外な人選に感じた。岡本はチームをまとめ、引っ張るタイプではなく、黙々とプレーに邁進するタイプ。しかしクラブ・チームの状況を鑑みれば、岡本の主将就任は必然なのかもしれない。

 湘南は昨季から今季にかけ、選手が大幅に入れ替わった。今季、12年ぶりに古巣へ復帰したFW石原直樹をはじめ、MF福田晃斗、MF茨田陽生ら他チームのスタメン級が加入した一方、FW山﨑凌吾、MF菊地俊介、GK秋元陽太、DF杉岡大暉ら多くの主力たちもチームを去った。

 そんななか、岡本は期限付き移籍を含め今季で5年目を迎える。連続して在籍5年を迎えるのは岡本と齊藤未月くらいだ。(※齊藤は15年に2種登録。16年プロ契約)そう考えると、チーム内ではかなりの古株であることが分かる。また岡本の浦和でのキャリアは、2種登録した2010年から数えて、約4シーズン半。今季、浦和での在籍期間を超えることになる。

 ただし、キャプテンに選ばれた理由は在籍年数の長さだけではない。
「(岡本は)立派なチームの支柱であり中心選手」と太鼓判を押す坂本紘司スポーツダイレクター(以下・SD)は、「最後まで諦めず戦い、最後まで走り続ける湘南スタイルを岡本は体現している。チームが大きく入れ替わるなか、‘湘南スタイル’の伝道師になってほしい」と期待を込めた。

 また浮嶋監督は「キャプテンはチームが一番大事にしているものを持っている選手にしたかった。チームにはアカデミー出身の選手もいるが、これまで中心としてやってきた選手のなかで、岡本が一番、湘南のDNAを持っている」と話した。
 
【関連記事】
【湘南|新体制】「皆さんに心配をかけながら…」。「前進」をスローガンに〝20周年″の湘南ベルマーレがスタート!!
【移籍動向一覧】J1・J2・J3 新加入、退団、引退選手&監督動向まとめ(2/22現在)
J1王者・横浜が一校から異例の3人同時獲得!「関西のバルセロナ」興國高の2年生トリオが2021年加入内定
【ACL展望】FC東京×蔚山現代|新システムの完成度はいかに?長谷川監督は「セットプレーがカギを握る」
2020年Jリーグ開幕直前スペシャル企画!!坪井慶介氏、巻誠一郎氏によるtotoをさらに楽しむためのJリーグ開幕展望

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2022年8月25日号
    8月10日発売
    J1&J2全40クラブ
    夏の補強総決算!!
    最新スカッド
    新戦力インタビューも充実
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    8月18日発売
    クローズまで残り2週間!
    夏の移籍マーケット
    最終盤展望
    土壇場で動く大物は?
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.36
    7月8日発売
    夏の風物詩が開幕!
    インターハイ選手名鑑
    出場全52チームを徹底紹介
    1040選手の顔写真&データ網羅
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ