日韓W杯の影響によってハチマキは売れ行き好調!?
本田の背番号とネームが入ったユニホームは、ブラジル人にとっては、かなりの高額だったが、リオ中心部の店では、ほぼ完売の状態となっている。さらに特製ビアマグも作られ、こちらも売れ行きが好調だ。
そんな中で、新たに登場したグッズが、ハチマキだ。
そもそもブラジル人にとって、ハチマキには、良き思い出がある。トヨタカップでブラジルのチームが優勝した時、そして2002年の日韓ワールドカップのファイナル、横浜の地でドイツを破って、世界チャンピオンになった時も、選手、そしてサポーターたちが、ハチマキを巻いて勝利を祝っていた。
そんな中で、新たに登場したグッズが、ハチマキだ。
そもそもブラジル人にとって、ハチマキには、良き思い出がある。トヨタカップでブラジルのチームが優勝した時、そして2002年の日韓ワールドカップのファイナル、横浜の地でドイツを破って、世界チャンピオンになった時も、選手、そしてサポーターたちが、ハチマキを巻いて勝利を祝っていた。
昨今の日本では、ハチマキを巻く機会がないと聞くが、いま、ブラジル、特にリオ界隈ではトレンドアイテムとなっている。ネットではここ数日間だけで5000本が出回った。買うのは、もちろんボタフォゴのサポーターたちである。
ブラジル人にとってハチマキは日本の象徴だ。おまけに今ブームになっているハチマキは、ただ日の丸がついているだけでない。横に本田がボタフォゴで付ける背番号4が印字され、商品名は「Konichiwa」。本田を歓迎する想いがふんだんに込められている。
一本14レアル(約400円)と、ユニホームに比べて値段も格段に安いうえ、3本買えば1本おまけというプロモーションも人気の秘密だ。男も女も、甥も若きも、皆が特製ハチマキを巻いて、空港で本田を出迎え、スタジアムで彼を応援する姿は、さぞかし壮観だろう。
文●リカルド・セティオン
翻訳●利根川晶子