「正直とても怖い…」新型ウイルスの猛威に武漢でプレーする元浦和FWラファエル・シルバが胸中を語る

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年01月26日

「今年は武漢に入れていない…」

浦和のACL制覇にも貢献したR・シルバ。ウイルスの猛威に晒される中国でのプレーに危機感を抱いている。 (C) SOCCER DIGEST

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 中国の湖北省武漢を中心に猛威を振るう新型コロナウィルス。事態は刻々と深刻化しており、中国政府の発表によれば、発症例は800件以上、疑わしい症例は1000件以上、そして26名の死者が出たと報告されている。

 その影響はサッカー界にも波及。中国の国家体育総局が4月までのすべてのスポーツイベントを無期限延期にするよう通達したため、広州恒大と上海申花による中国スーパーカップはスケジュール変更され、中止の措置を取る可能性が指摘されている。さらにアジア・チャンピオンズリーグもグループステージの数試合が延期される場合もあるという。

 そんな状況下にある武漢に本拠地を構えるチームに在籍する元Jリーガーがいる。2014年から約3年間、アルビレックス新潟と浦和レッズでプレーしたブラジル人ストライカーのラファエル・シルバだ。

 浦和から武漢卓爾に加入して2年目を迎え、貴重な得点源となっているR・シルバは、ウイルスの危険性に脅かされているチームの現状について、ブラジル・メディア『Uol』の取材に対し、「今年になって武漢に入れていない」と語り、さらに率直な心境を告白した。

「チームは今年に入ってから広州でトレーニングを始めたんだ。それで僕らはいまスペインに来ている。『武漢へは行くなと言われたから一度も行っていない。神の仕業だとしても、正直に言って、とても怖いよ」

 今も武漢市内に友人を残してきているというR・シルバは、「すぐに物事が落ち着くことを願うよ」と語り、こう本音を漏らした。

「街に残っている友人とは毎日のように連絡を取り合っている。心配だからね。彼らに訊いたら、誰もが道に出ることを恐れていて、動揺していると言っていた。だから、とてもカオスな状態なんだと思う。僕は退団をすることは考えていないけど、彼ら(中国人)に、こうしたことが起こらないように、もう少しだけ物事に注意を払ってほしい」

 感染拡大の可能性も危惧されている今回の新型コロナウィルスを巡る騒動。2月22日に開幕予定となっている中国スーパーリーグへも、小さくない影響を与えることになりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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