30分ハーフのゲームで60分間切らさずに声を出し続けた。
前日の強い日差しから一転、1月5日、シドニーから北に150キロほど離れた田舎町のセスノックは、朝から曇が広がり、過ごしやすい気温の一日となった。
日本代表は午前10時半から地元のLambton Jaffas FCと30分ハーフの練習試合を非公開で実施した。
先発はGK西川、DFは右から植田、吉田、昌子、太田。MFは中盤の底に今野、インサイドハーフは右に香川、左に遠藤、アウトサイドには小林と清武、1トップには武藤が起用されている。
前半19分に遠藤がPKを決めて先制。後半開始時に遠藤に代わり中島、香川に代わり乾がピッチに立ち、清武がインサイドハーフの右へ移動し、乾が左のアウトサイドでプレーした。後半2分に中島のゴールが決まると、同4分に昌子、13分に清武、20分に乾、29分に小林、30分に再び乾とゴールラッシュ。7-0で快勝した。
現地でチームに合流したばかりで、「時差や気温差があり、キツかったが、慣れていかないといけない」と語る吉田は、新たに代表に招集された選手とのプレーを「4年間固定メンバーでプレーしていたので、新しい選手とやれるのは新鮮だった」と振り返り、「(植田や昌子は)若くて潜在能力がある。自分のいいところは盗んでほしい」と話した。
前日は終了間際に途中出場したものの、ほとんどプレー機会がなかった昌子は、初めてのスタメン出場を絶好のアピールチャンスと捉え、「60分間切らさずに声を出すのが自分の目標」と試合に挑んだ。
「麻也さんとか今さん(今野)とか真司くんに『昌子、しっかりしゃべって俺らを動かしてくれ』と言われた。CBはどちらも声を出さないといけない」と、吉田と並んでも気後れせずに声を出そうと決意していた昌子を、経験者たちが後押ししてくれた。そして、試合終了後には手倉森コーチから「60分間、しゃべり続けていたね」と声をかけられたという。
「『僕の声帯は120分用なんで、大丈夫です』って答えたら、『次は24時間やな』って言われて、『それは無理です』って(笑)。そんなしょうもない会話をしました。でも、テグさん(手倉森コーチ)にそう言ってもらえたということは、自分の目標が達成できたんだなと思えた」
日本代表は午前10時半から地元のLambton Jaffas FCと30分ハーフの練習試合を非公開で実施した。
先発はGK西川、DFは右から植田、吉田、昌子、太田。MFは中盤の底に今野、インサイドハーフは右に香川、左に遠藤、アウトサイドには小林と清武、1トップには武藤が起用されている。
前半19分に遠藤がPKを決めて先制。後半開始時に遠藤に代わり中島、香川に代わり乾がピッチに立ち、清武がインサイドハーフの右へ移動し、乾が左のアウトサイドでプレーした。後半2分に中島のゴールが決まると、同4分に昌子、13分に清武、20分に乾、29分に小林、30分に再び乾とゴールラッシュ。7-0で快勝した。
現地でチームに合流したばかりで、「時差や気温差があり、キツかったが、慣れていかないといけない」と語る吉田は、新たに代表に招集された選手とのプレーを「4年間固定メンバーでプレーしていたので、新しい選手とやれるのは新鮮だった」と振り返り、「(植田や昌子は)若くて潜在能力がある。自分のいいところは盗んでほしい」と話した。
前日は終了間際に途中出場したものの、ほとんどプレー機会がなかった昌子は、初めてのスタメン出場を絶好のアピールチャンスと捉え、「60分間切らさずに声を出すのが自分の目標」と試合に挑んだ。
「麻也さんとか今さん(今野)とか真司くんに『昌子、しっかりしゃべって俺らを動かしてくれ』と言われた。CBはどちらも声を出さないといけない」と、吉田と並んでも気後れせずに声を出そうと決意していた昌子を、経験者たちが後押ししてくれた。そして、試合終了後には手倉森コーチから「60分間、しゃべり続けていたね」と声をかけられたという。
「『僕の声帯は120分用なんで、大丈夫です』って答えたら、『次は24時間やな』って言われて、『それは無理です』って(笑)。そんなしょうもない会話をしました。でも、テグさん(手倉森コーチ)にそう言ってもらえたということは、自分の目標が達成できたんだなと思えた」