「この冬最も熱い大会にすることをここに誓います」
12月30日、第98回全国高校サッカー選手権の開会式が駒沢陸上競技場で行なわれた。
吹奏楽の演奏がスタジアムに響くなか、応援マネージャーの森七菜さんを先頭に、全48代表校の選手たちが入場した。大勢の観客が埋め尽くすスタンドに向けて、笑顔で手を振る選手、真剣な眼差しで前だけを見つめ行進する選手など、それぞれが様々な思いを乗せて一歩一歩、歩みを進めた。
その後、グラウンドに選手が集まり整列が終わると、大会の開幕を告げる選手宣誓が行なわれた。大役を務めたのは日章学園のDF阿部稜汰だ。
全出場校を代表して、言葉を述べた阿部は、はきはきとした力強い言葉で、令和最初の高体連最高の舞台を全力でプレーすることを宣言した。
吹奏楽の演奏がスタジアムに響くなか、応援マネージャーの森七菜さんを先頭に、全48代表校の選手たちが入場した。大勢の観客が埋め尽くすスタンドに向けて、笑顔で手を振る選手、真剣な眼差しで前だけを見つめ行進する選手など、それぞれが様々な思いを乗せて一歩一歩、歩みを進めた。
その後、グラウンドに選手が集まり整列が終わると、大会の開幕を告げる選手宣誓が行なわれた。大役を務めたのは日章学園のDF阿部稜汰だ。
全出場校を代表して、言葉を述べた阿部は、はきはきとした力強い言葉で、令和最初の高体連最高の舞台を全力でプレーすることを宣言した。
「私たち代表48校は、今日本全国からこの憧れの舞台に集いました。記念すべき令和最初の選手権大会に出場できる喜びを噛みしめています。
ここに至るまでの決して平坦ではなかった道のりの中で、導いてくださった先生方、支えてくれた家族や友人、いくつもの困難を乗り越え、ともに戦い、ともに励まし合ってきた仲間たち、そしていつも応援してくださった地域の方々への感謝の気持ちを胸に、私たちはこの晴れ舞台で、全力でプレーします。
まもなく迫った東京オリンピックに出場される偉大な先輩方の多くが、かつてこの舞台で活躍されました。その背中を追いかけ、このピッチを最後まで走り切ります。
激動の平成を振り返り、私たちは大好きなサッカーを出来るこの幸せが、決して当たり前のことではないと知っています。新しい平和の時代を背負っていくのは私たちです。私たち若者の底力を、情熱を、日本中の皆様にお見せするべく、正々堂々、全身全霊でプレーし、この冬最も熱い大会にすることをここに誓います。
令和元年 12月30日 選手代表 宮崎県日章学園高等学校サッカー部主将 阿部稜汰」
ここまで支えてくれた人たちへの感謝、そして新しい時代の幕開けを担う若者を代表し、立派に大役を務め上げた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
ここに至るまでの決して平坦ではなかった道のりの中で、導いてくださった先生方、支えてくれた家族や友人、いくつもの困難を乗り越え、ともに戦い、ともに励まし合ってきた仲間たち、そしていつも応援してくださった地域の方々への感謝の気持ちを胸に、私たちはこの晴れ舞台で、全力でプレーします。
まもなく迫った東京オリンピックに出場される偉大な先輩方の多くが、かつてこの舞台で活躍されました。その背中を追いかけ、このピッチを最後まで走り切ります。
激動の平成を振り返り、私たちは大好きなサッカーを出来るこの幸せが、決して当たり前のことではないと知っています。新しい平和の時代を背負っていくのは私たちです。私たち若者の底力を、情熱を、日本中の皆様にお見せするべく、正々堂々、全身全霊でプレーし、この冬最も熱い大会にすることをここに誓います。
令和元年 12月30日 選手代表 宮崎県日章学園高等学校サッカー部主将 阿部稜汰」
ここまで支えてくれた人たちへの感謝、そして新しい時代の幕開けを担う若者を代表し、立派に大役を務め上げた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)