ソン・フンミンの退場よりも…
トッテナム・ホットスパーに所属する韓国代表FWソン・フンミンは、12月22日に行なわれたプレミアリーグ第18節のチェルシー戦で、60分過ぎにアントニオ・リュディガーともつれて倒れた際に、相手の脇腹付近をキック。これがVAR判定の末に、悪質なプレーと取られてレッドカードを突き付けられ、ピッチを去った。
一発退場となったソンは3試合の出場停止となるが、トッテナムの指揮官ジョゼ・モウリーニョは納得していない。英公共放送『BBC』によると、ポルトガル人監督は、「ソンが5回罰せられることのないように願う」と、異議を申し立てたことを明かした。
「1度目はリュディガーがしたファウルだ。2度目は退場になったこと。3度目はブライトン戦に出られないことだ。そして4回目はノーリッジ、5回目はサウサンプトンとの試合に出場できないことだね。2度の罰で十分になることを願う。3回目、4回目、5回目は彼にふさわしくない」
ソン・フンミンの退場後、リュディガーは人種差別の被害に遭ったと主張し、この問題が大きく騒がれているが、モウリーニョは「人種差別のこととは別だ」と、退場を巡る問題は別に扱うべきと主張する。
一発退場となったソンは3試合の出場停止となるが、トッテナムの指揮官ジョゼ・モウリーニョは納得していない。英公共放送『BBC』によると、ポルトガル人監督は、「ソンが5回罰せられることのないように願う」と、異議を申し立てたことを明かした。
「1度目はリュディガーがしたファウルだ。2度目は退場になったこと。3度目はブライトン戦に出られないことだ。そして4回目はノーリッジ、5回目はサウサンプトンとの試合に出場できないことだね。2度の罰で十分になることを願う。3回目、4回目、5回目は彼にふさわしくない」
ソン・フンミンの退場後、リュディガーは人種差別の被害に遭ったと主張し、この問題が大きく騒がれているが、モウリーニョは「人種差別のこととは別だ」と、退場を巡る問題は別に扱うべきと主張する。
モウリーニョは、「プレミアリーグがまだプレミアリーグであり、今後もそうであり続けることを願う。集中すべきはソンではなく、リュディガーのほうだと思う」と続けた。
「私が愛するプレミアリーグでは、リュディガーがやったことに対する余地はないはずだ。立ち上がり、プレーする。それがプレミアリーグだ」
ソン・フンミンは11月3日のエバートン戦でも退場となった。この時は、アンドレ・ゴメスが重傷を負ったこともあり、レッドカードが出されたものの、その後、取り消しとなっている。
それから2か月と経たないうちに再び起きたソン・フンミンの退場劇。イングランド・サッカー協会は今回、どのように判断するのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部