拮抗した状態のラ・リーガをどう捉えているのか?
バルセロナのリオネル・メッシは、現地時間12月10日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのグループステージ最終節インテル戦を欠場した。グループ首位での決勝トーナメント進出を決めていたなかで、ミラノ遠征に帯同しなかったのは、ラ・リーガでの重要な試合に集中するためだ。
リーガで首位に立つバルサは、14日の次節で4位レアル・ソシエダと敵地で対戦。そして続く18日には、10月に開催予定だったが、延期されたレアル・マドリーとのエル・クラシコに臨む。
スペイン紙『Marca』によると、メッシは約1週間後のクラシコに向けて、「非常に強いマドリーが来ると思っている」と警戒を強めた。バルサとマドリーは現在、ともにリーガで4連勝中だ。
「クラシコは特別な試合だ。どういう迎え方かは重要じゃない。僕たちはそれぞれ良い時期にある。でも、こういう時はまた別物なんだ」
リーガで首位に立つバルサは、14日の次節で4位レアル・ソシエダと敵地で対戦。そして続く18日には、10月に開催予定だったが、延期されたレアル・マドリーとのエル・クラシコに臨む。
スペイン紙『Marca』によると、メッシは約1週間後のクラシコに向けて、「非常に強いマドリーが来ると思っている」と警戒を強めた。バルサとマドリーは現在、ともにリーガで4連勝中だ。
「クラシコは特別な試合だ。どういう迎え方かは重要じゃない。僕たちはそれぞれ良い時期にある。でも、こういう時はまた別物なんだ」
ただ、3連覇を目指すうえで重要なのは、マドリーとの直接対決だけではない。バルサは今シーズン、アスレティック・ビルバオ、グラナダ、レバンテに敗れており、リーガが以前より拮抗しているとの声もある。そうした指摘にメッシは、「今年だけでなく、数年前からそれは分かっていることだ」と述べた。
「すべてがより拮抗しており、どこがどこに勝ってもおかしくない。どこもすごく強くなっていて、アウェーで戦うのが難しいんだ。それですべてがより難しくなっている。すべてがより拮抗しているのさ」
一方で、5年ぶりの欧州制覇にメッシが並外れたモチベーションを感じているのは周知のとおりだ。バルサは一昨シーズンの準々決勝でローマに、昨シーズンの準決勝でリバプールに、第1レグで手にした3点のアドバンテージを守り切れずに逆転での敗退を喫している。
メッシは、「ゼロからリスタートしなければならない。今年はまた新しい年で、新しい大会だからね」と、過去を教訓に、欧州戴冠を目指すことを誓っている。
「過去の過ちから学ぶんだ。そして、今に集中する。またそこで失敗するのは過ちだ」
メッシとバルサは国内外のビッグタイトルを手にすることができるのか。まずはソシエダ戦、そして大一番クラシコに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部