“本家”を相手にしてやったり!
久保建英の“妙技”が話題を呼んでいる。
現地時間12月7日、ラ・リーガ第16節で、バルセロナと敵地で対戦したマジョルカは、リオネル・メッシのハットトリックを浴びるなど、2-5で大敗を喫した。
この試合で大きな注目を集めていたのが久保だ。
2011年夏から約4年に渡ってカンテラ(下部組織)に在籍したバルサとの“古巣戦”で、先発フル出場を果たした久保は、随所で本領を発揮。敵サポーターからブーイングを浴びながらも、果敢な突破でチャンスを演出した。
とりわけ反響を呼んでいるのは、メッシの股下を抜いてみせたシーンだ。1-4と劣勢のなかで迎えた52分、敵陣でこぼれ球を拾った久保は、ピッチ中央でバルサのナンバー10と対峙。すると、アルゼンチン代表FWがボール奪いにきた瞬間、久保は柔らかいタッチでボールを押し出し、股下にボールを通して完璧に抜き去ったのだ。
「和製メッシ」とも呼ばれる久保の“本家”に対する突破には、海外メディアも驚嘆している。マドリーの専門メディア『Defensa central』は、「残忍な股抜き」と銘打ち、次のように綴っている。
現地時間12月7日、ラ・リーガ第16節で、バルセロナと敵地で対戦したマジョルカは、リオネル・メッシのハットトリックを浴びるなど、2-5で大敗を喫した。
この試合で大きな注目を集めていたのが久保だ。
2011年夏から約4年に渡ってカンテラ(下部組織)に在籍したバルサとの“古巣戦”で、先発フル出場を果たした久保は、随所で本領を発揮。敵サポーターからブーイングを浴びながらも、果敢な突破でチャンスを演出した。
とりわけ反響を呼んでいるのは、メッシの股下を抜いてみせたシーンだ。1-4と劣勢のなかで迎えた52分、敵陣でこぼれ球を拾った久保は、ピッチ中央でバルサのナンバー10と対峙。すると、アルゼンチン代表FWがボール奪いにきた瞬間、久保は柔らかいタッチでボールを押し出し、股下にボールを通して完璧に抜き去ったのだ。
「和製メッシ」とも呼ばれる久保の“本家”に対する突破には、海外メディアも驚嘆している。マドリーの専門メディア『Defensa central』は、「残忍な股抜き」と銘打ち、次のように綴っている。
「マジョルカの試合そのものは、最高ではなかったと多くの人が言っているが、マジョルカに貸し出されたマドリーの若者は、メッシへの残忍な股抜きなどでインパクトを与えた」
さらにスペインの全国紙『AS』は、ドリブル突破の瞬間を捉えた動画と写真を掲載し、こう綴っている。
「マドリーから貸し出されたマジョルカの日本人は、信じられないことに、2019年バロンドール受賞者を抜いただけでなく、股抜きを決めた! 1億3000万人の日本人が繰り返し見ることになるだろう」
世界的クラックを相手に華麗な技で、魅せた久保。日進月歩の勢いで進化し続ける日本サッカー界の至宝から、今後も目が離せない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部