CL最終節で決勝T進出をかけて激突!
南野拓実が所属するレッドブル・ザルツブルクは12月10日、チャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ最終節で王者リバプールをホームに迎える。
勝点10ポイントでグループEの首位に立つリバプールと、同7ポイントで3位につけるザルツブルクは、直接対決で決勝トーナメント進出を競う。勝点9ポイントの2位ナポリがヘンクに負けなかった場合、ザルツブルクは勝利すれば、リバプールは引き分け以上で、グループステージ突破が決まる。
前年度王者がベスト16を逃せば、2012-13シーズンのチェルシー以来の“珍事”となる。欧州スポーツチャンネル『ESPN』によると、前日会見に登場したリバプールのユルゲン・クロップ監督は緊張を感じていると認め、「我々の人生でもっとも重要な試合だ。(負ければ)次はないからね」と述べた。
「私は、自分たちにできるベストの試合をしたいと願うだけだ。ただ、これが事実上のファイナルであることはみんなが知っている。そして、我々はそのつもりで準備をしてきているよ」
リバプールがもっとも警戒すべきは、ここまでCLで8ゴールをマークし、得点ランク2位につけるアーリング・ハーランドだ。3点のリードから一度は追いつかれたアンフィールドでの対戦でも、同点弾となるゴールを許した。
勝点10ポイントでグループEの首位に立つリバプールと、同7ポイントで3位につけるザルツブルクは、直接対決で決勝トーナメント進出を競う。勝点9ポイントの2位ナポリがヘンクに負けなかった場合、ザルツブルクは勝利すれば、リバプールは引き分け以上で、グループステージ突破が決まる。
前年度王者がベスト16を逃せば、2012-13シーズンのチェルシー以来の“珍事”となる。欧州スポーツチャンネル『ESPN』によると、前日会見に登場したリバプールのユルゲン・クロップ監督は緊張を感じていると認め、「我々の人生でもっとも重要な試合だ。(負ければ)次はないからね」と述べた。
「私は、自分たちにできるベストの試合をしたいと願うだけだ。ただ、これが事実上のファイナルであることはみんなが知っている。そして、我々はそのつもりで準備をしてきているよ」
リバプールがもっとも警戒すべきは、ここまでCLで8ゴールをマークし、得点ランク2位につけるアーリング・ハーランドだ。3点のリードから一度は追いつかれたアンフィールドでの対戦でも、同点弾となるゴールを許した。
クロップ監督は、記者会見でハーランドについて尋ねられると、「(ハーランドの出身である)あなたはきっとノルウェーの人だね?」とジョークを挟みながら、「19歳の並外れた選手だ」と、賛辞を送った。
「こうした並外れたストライカーに対してどう守るか? ボールを多く持たせないようにするんだ。彼は、本当にビッグなタレントだよ。将来、100%成功するだろう。でも、我々ができるだけ彼にとって難しくなるようにしなければいけない。
そして、残念ながら、ザルツブルクで強い選手は彼だけではない。ここには日本や、韓国のプレスも来ているだろう? 彼らのことをを忘れてもいけないんだ。良いアタッカーが揃っている。私は本当にザルツブルクというチームが好きだよ。だからこそ、できることを全力でやるつもりだ」
クロップはこう語り、ハーランドと魅力的な攻撃を展開できる南野拓実、ファン・ヒチャンの存在も示唆して称えた。
一方、今季のブレイクでメガクラブから熱い視線を寄せられる中、最終節ではグループステージ全6試合でのゴールが懸かるハーランドだが、リバプール戦に挑むにあたり、「今の僕は夢に生きている」と述べた。
「こういう試合は、プレーヤーならだれもが夢に見るものだ。だから、楽しむことが第一。ピッチの中でも外でも、練習においても、リラックスしようとしている。もちろん、集中も必要だ。自分の仕事に集中しながら、毎日を楽しみ、今の瞬間を楽しもうとしている。
遊びとか、今は興味がない。ザルツブルクや選手としての自分のことだけに集中している。毎日、心からサッカーを楽しんでいるよ」
これまでにハットトリックを達成した試合のサッカーボールと、一緒に寝ているという仰天エピソードも披露したハーランド。
クロップ率いる欧州王者とノルウェーの新星らを擁するオーストリアの新星のマッチアップに注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部