父親もプレミア戦士だった逸材にライオラが興味?
いま、ゴールを量産して注目を浴びているヤングスターがいる。レッドブル・ザルツブルクのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドだ。
現在19歳のストライカーは、今年の5~6月に開催されたU-20ワールドカップのグループステージ第3戦(12-0)で、ホンジュラスを相手にトリプルハットトリック(9点)の離れ業をやってのけ、その名を世界に知らしめる。
迎えた今シーズンも、文字通り絶好調で、今月17日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのデビュー戦(ヘンク戦)で叩き込んだハットトリックを含め、公式戦9試合に出場して17ゴールと飛ぶ鳥を落とす勢いで得点を量産している。
元ノルウェー代表で、かつてはリーズやマンチェスター・シティにプレーしたアルフ・インゲ・ハーランドを父に持つサラブレッドにメガクラブも興味を示し、すでに複数のクラブが水面下で交渉を始めていると取り沙汰されている
なかでも、その逸材の確保に躍起となっていると囁かれているのが、マンチェスター・ユナイテッドだ。
現在19歳のストライカーは、今年の5~6月に開催されたU-20ワールドカップのグループステージ第3戦(12-0)で、ホンジュラスを相手にトリプルハットトリック(9点)の離れ業をやってのけ、その名を世界に知らしめる。
迎えた今シーズンも、文字通り絶好調で、今月17日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのデビュー戦(ヘンク戦)で叩き込んだハットトリックを含め、公式戦9試合に出場して17ゴールと飛ぶ鳥を落とす勢いで得点を量産している。
元ノルウェー代表で、かつてはリーズやマンチェスター・シティにプレーしたアルフ・インゲ・ハーランドを父に持つサラブレッドにメガクラブも興味を示し、すでに複数のクラブが水面下で交渉を始めていると取り沙汰されている
なかでも、その逸材の確保に躍起となっていると囁かれているのが、マンチェスター・ユナイテッドだ。
今夏にロメル・ルカクとアレクシス・サンチェスを揃ってインテルに放出したユナイテッドは、マーカス・ラッシュフォードを除いて、計算の立つストライカーがおらず、前線の駒不足が指摘されている。実際、総得点数「8」は、プレミアトップ6のなかで最下位。そのため、本格派のCFで成長著しいハーランドに白羽の矢を立てたのだ。
しかし、そのユナイテッドの計画に暗雲が立ち込めている。英紙『The Sun』によれば、ハーランドのマネジメントに、敏腕で知られる代理人ミーノ・ライオラ氏が興味を示しているというのだ。
ズラタン・イブラヒモビッチやポール・ポグバなど数多くのスター選手たちを顧客に抱えるライオラ氏。ハーランドのような若手にとって、実績では群を抜く代理人が付くのは悪いことではないが、ユナイテッドは同氏との関係が上手くいっていないとされているのだ。
記事は、「今夏に退団を希望したポグバの放出を、契約金の設定を上乗せしたライオラ氏が食い止めた」と綴っており、ユナイテッドのOBであるガリー・ネビルが「彼と働くのをやめるべきだ」と苦言を呈すなど、不穏な空気に包まれている。
得点力不足にあえぐチーム事情を鑑みても、将来性も見込めるハーランドは、ユナイテッドにとって垂涎の存在だろう。それだけに不和が指摘されるライオラ氏が代理人になるかどうかは、懸案事項と言えるかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部