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本田圭佑、“恩師”なきチームで無念のスタメン落ち。フィテッセは強敵フェイエノールトと苦しいドロー

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年12月08日

終盤に出番が回ってくるも…

何とか流れを変えようと奔走した本田だったが、目立った役割はこなせなかった。 (C) Getty Images

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 現地時間12月8日、オランダ1部・エールディビジの第17節が行なわれ、本田圭佑が所属するフィテッセ(8位)は、ホームでフェイエノールト(5位)と対戦した。

 先月29日に、エールディビジ5連敗という成績不振を理由にロシア人監督のレオニド・スルツキを解任したフィテッセ。今節はジョセフ・オースティング暫定監督の下での初陣となったが、指揮官交代の影響を受け、本田圭佑はベンチスタートとなった。

 試合は、攻めるフェイエノールトと守るフィテッセという攻守の構図がハッキリとしたなかで進行。受け身となった後者だが、連敗脱出へ向けて、我慢強い守りを披露し、前半をスコアレスで折り返した。

 迎えた後半も一進一退の攻防戦が続いた一戦は互いに決め手を欠き、“ゼロ行進”が続く。そのなかで、あの男に出番が巡ってきたのは、0-0で迎えた81分だ。本田はフールに代わってピッチへ送り出される。

 投入時には、サポーターから万雷の拍手で送り出された背番号33は、2ボランチの一角でプレー。チームが力技でボールをねじ込もうとするなかで、本田も積極果敢に敵ゴール前へ走り込んで、得点機を伺い続けた。

 試合は終盤にオープンな展開となったが、両軍ともに単調な攻撃が続き、決勝点は生まれず。結局、スコアレスでタイムアップとなった。

 自らの獲得に大きく寄与したスルツキ監督解任後、最初の試合でベンチスタートとなった本田は、出場時間が短かったことはあるにせよ、チームに変化をもたらすことができずに存在感のアピールはできなかった。それだけに今後しばらくは、スタメンから外れる可能性も小さくなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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