【セルジオ越後】また無様な負けを晒したら国民は代表に期待を持てなくなる…E-1選手権はぜひ優勝してほしい

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2019年12月04日

前回のE-1選手権では韓国に敗れてハリル監督が大バッシングにあった

E-1選手権に臨む代表メンバーを発表した森保監督。国内組や五輪世代の強化を通してA代表の底上げにつなげたいとする指揮官だが、そのためにも結果は軽視できないと越後氏。写真:滝川敏之

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 12月10日から韓国で開催されるE-1選手権の日本代表メンバーが発表されたね。メンバーには、マリノスの仲川や東京五輪世代の小川、遠藤、相馬など10名が初選出された。ただし、国際Aマッチデーの期間ではないから海外組はもちろんのこと、天皇杯やJ1参入プレーオフに出る可能性のあるチームの主力級も選べないなど、いろんな制約があるなかで、なんとか“かき集めた”感が否めない顔ぶれとなった。

 難しい時期に行なわれる大会には間違いないし、森保監督としても苦しい立場で選手を選考して大会に臨まなくてはならないのは分かる。でも、E-1選手権と言えば、思い出されるのは前回大会の韓国戦だ。ホームで1-4の大敗を喫して、当時のハリル監督は大バッシングにあったよね。あの時も海外組は招集せずに国内組のみのメンバー構成で戦ったけど、世間は韓国相手の敗戦を許さなかったんだ。

 結局、ベストメンバーだろうとなかろうと優勝でも狙わなかったら、大会に行く意義はないということだよ。しかも、11月には南米の実力国を相手に文字通り“完敗”の内容で、2連敗を喫している。もし、ここでまた無様な負けを晒していたら、国民は、A代表はおろか五輪代表にも期待を持てなくなるんじゃないかな。招集メンバーのうち、半分以上は五輪世代の選手たちなんだからね。

 それから12月28日に行なわれるU-22日本代表のジャマイカ戦のメンバーも発表されたけど、これはどういう目的で行なわれる試合かまるで分からない。こちらには何名かの海外組も招集できたようだが、上田や小川といったE-1選手権に出場するメンバーは招集しない。これまでU-22のコアメンバーとして戦ってきた選手が軒並み外れていて、いったいどういう基準でE-1組とジャマイカ戦組に分けたのかもよく分からない。

 先日のコロンビア戦は、“最強メンバー”として取り上げられていたけど、じゃあジャマイカ戦のメンバーはなんと呼んだらいいものか。五輪の強化に関しては、指揮官の立場と同様に、中途半端な感じが否めない。冠スポンサーをつけて試合を組んでも、どこか効率的に強化につながっていない気がするよ。
 

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