「難しい1週間だったけど」ACLでキャリア最大の悔しさを味わった関根を奮い立たせたのは熱きサポーター

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2019年12月01日

「このピッチに入った時に…」

カリージョ(左)とのマッチアップで大きな力の差を痛感。アル・ヒラル戦は「今までで一番何もできなかった」。(C)SOCCER DIGEST

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[J1リーグ33節]FC東京1-1浦和/11月30日/味の素スタジアム

 トータルスコア0-3で敗れたアル・ヒラルとのACL決勝。敵地での第1レグは0-1で、ホームでの第2レグは0-2と、いずれも敗戦を喫した。

 元フランス代表のバフェティンビ・ゴミスや元イタリア代表のセバスティアン・ジョビンコ、ペルー代表のアンドレ・カリージョの他、サウジアラビア代表を多数擁す強敵にほとんど歯が立たなかった。

 個人能力でも組織力でも圧倒的な差を見せつけられた試合で、特に悔しい想いをしたのは関根貴大だった。

 2試合を通してカリージョと対面した関根は、何度もこの快足ウインガーに振り切られた。第2レグでは弾き飛ばされ、失点を阻止できなかった。
 
「今まで対峙してきたなかでも、これだけ能力の差を感じたのは初めてでしたし、チームとしても完敗してしまったので……。個人的に今までで一番何もできなかった。そして、自分の弱さを改めて知る2試合になりました」

「すべてにおいて負けてしまった」とアル・ヒラル戦後に悔恨を口にした関根にとって、この1週間は気持ちを切り替えるのも大変だっただろうと、容易に想像がつく。

 そんな敗戦から1週間で迎えたFC東京戦、関根は76分から途中出場。パスを受ければ果敢に突破を試みて、やや勢いが落ちかけていたサイド攻撃を活性化させ、守備となれば全速力で帰陣し、積極的な姿勢を見せた。

  試合は1-1のドローに終わったが、関根自身は短い出場時間で、完全に吹っ切れたわけではないが、なにか沸々と燃え上がるものを感じさせた。

「自分のなかでも整理をするのが難しい1週間でした。ただこのピッチに入った時に、あれだけのサポーターがいて、あれだけの声援を送ってくれた。サポーターも切り替えているんだなと思いましたし、自分たちもしっかりやらないといけないなという想いにはなりました」

 関根の沈んでいた心に再び火を灯したのは、アウェーの味の素スタジアムに駆け付けたサポーターの声援と熱量だった。
 

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